| ドリブル中のいわゆるヘジテイション・ムーブで、判定に迷っているプレイがあります。明確な判定規準もないようですし、周りの先輩審判方に聞いても氷解とはならずにいます。皆さんのご意見を伺えれば幸いです。
特に迷っているのが下記のプレイです。 ドリブルで進んでいる時に、高く大きくジャンプをして再びドリブルで進み続ける、というもの。東芝の節政選手がよく使っていたと記憶していますが、他でもよく見かけると思います。特に、ジャンプした時に身体だけでなくボール(に触れている手)もピタリと静止するプレイについて、果たして一連のドリブルなのか、と思いますが、あまり吹かれているのを見かけません。何を境界線にダブルドリブル/トラベリングと判定すべきか、よくわからないでいます。
下記のように条件を切り分けてみましたが、どの段階までOKなのでしょう。 1)ジャンプ中も静止の瞬間がなく、ドリブルも軌跡に従ってボールも手も動いていればOK 2)ジャンプ中の身体の静止はあっても、軌跡を追ってボールも手も動いていればOK 3)ジャンプ中の身体の静止、同時にボールと手の静止もあってもOK 4)ジャンプ中の身体の静止時、軌跡を変えるような(例えばインサイドアウトのようにこねるようなフェイク)モーションをしてもOK
レイアップ時のような大きなジャンプによりドリブルのリズムは大きく変化する訳ですし、静止する瞬間(0.5秒くらいでしょうか)はボールの上から手をかぶせていたとしても、明らかにいったんボールを保持した=ドリブルを終えた、ようにも見えるので、いったいどこまで許されるのだろうか、と思います。4)が許されるようなら、ジャンプしてパスフェイクからまたドリブルに戻れます。3)でも明らかにノーモーションのワンハンドパスを考慮してから(あるいはそのフェイクから)ドリブルに戻る場面もありますし、子供でも着想さえあればできそうなプレイだけに判定だけでなく指導面でも悩んでいます。
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