審判の悩み事
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■2521 / inTopicNo.1)  デッドの考え方について
  
□投稿者/ B級審判員 一般人(20回)-(2009/12/07(Mon) 07:10:46) [ID:r2wpP7uO]
    10条3の(6)ショットされたボールが空中にある間に次のことがあった瞬間にデッドになる。

    ★24秒の合図が鳴り、そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前 に、そのボールにどちらかの選手が触れたとき。

    もし、A1がショットしたすぐ直後に24秒のブザーが鳴り、最高点に達する前に、B1がキャッチした場合は、もしくはチップし、自分でボールをもぎとった場合も含む)、審判は24秒のバイオレイションは宣せず、そのままプレーをつづけさせますよね?  そうであるのに、B1がさわった瞬間にデッドになるのですか? 「ライブのまま」というイメージしか湧かないのですが・・・・・
引用返信 削除キー/
■2522 / inTopicNo.2)  Re[1]: デッドの考え方について
□投稿者/ 師匠! 仙人(466回)-(2009/12/07(Mon) 08:59:12) [ID:xfuE3EZK]
    No2521に返信(B級審判員さんの記事)
    > 10条3の(6)ショットされたボールが空中にある間に次のことがあった瞬間にデッドになる。
    >
    > ★24秒の合図が鳴り、そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前 に、そのボールにどちらかの選手が触れたとき。
    >
    > もし、A1がショットしたすぐ直後に24秒のブザーが鳴り、最高点に達する前に、B1がキャッチした場合は、もしくはチップし、自分でボールをもぎとった場合も含む)、審判は24秒のバイオレイションは宣せず、そのままプレーをつづけさせますよね?  そうであるのに、B1がさわった瞬間にデッドになるのですか? 「ライブのまま」というイメージしか湧かないのですが・・・・・




    最初に…


    10.3を読んでいただければ判ると思いますが、

    ボールがデッドになる = 時計が止まる   ではない事をご理解ください。





    整理しますね!


    1.ショットが行われる(シューターの手から リリースされる)
    2.そのボールが リングに向かって 空中にある間に 24秒を知らせる 合図が鳴る
    3.合図が鳴った後 相手チームの選手が そのボールを掴み取った


    こんな感じでしょうか?




    常識的には  ショット → 合図が鳴る → その後 リングに向かっていうボールをキャッチ… という事になれば
    コンマ0何秒の出来事であり めったに無い状況ではありますが…

    規則上 24秒が成立していることになります。



    解説9 第10条 ボールの状態
     (3)第10条10.3−(6)−Bで「ショットされたボールが空中にある間に」24秒の合図が鳴り、
       そののち そのボールが【最高点に達する前】に「どちらかのチームのプレイヤーが触れたとき」は、
       その瞬間に【24秒のヴァイオレイションが成立したことになる】





    正直言って キャッチ というのは考えにくいですが チップ 若しくは ショットブロック は考えられると思います。


    その際は 躊躇無く 笛を鳴らし 24秒の成立を宣する事が大事だと思います。




    24秒は 審判が笛を鳴らして 時計を止めた時に ボールがデッドになります。


    例外的に 第29条29.1.2−(3) があり 仮に 24秒が成立しても 相手チームが そのボールを直接コントロールする事ができると審判が判断した場合は
    ヴァイオレイションを宣せずに そのままゲームを続行させてもいい! と 規則には明記されています。





    答えになっていますでしょうか?


引用返信 削除キー/
■2535 / inTopicNo.3)  Re[2]: デッドの考え方について
□投稿者/ B級審判員 一般人(21回)-(2009/12/12(Sat) 20:24:40) [ID:r2wpP7uO]
    師匠さん、返事が遅れてしまい、申し訳ありません。体調を崩していました。「24秒は審判が笛を鳴らして 時計を止めた時にボールがデッドになります。」との師匠さんのお言葉ですが、競技規則410.3に「ショットされたボールが空中にある間に次のことがあった瞬間にデッドになる。24秒の合図が鳴り、そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前 に、そのボールにどちらかの選手が触れたとき。」という文があり、審判が笛を鳴らしてからデッドになると記載されていないので、疑問に思ってしまうのですが・・・・
引用返信 削除キー/
■2537 / inTopicNo.4)  Re[3]: デッドの考え方について
□投稿者/ 師匠! 仙人(470回)-(2009/12/13(Sun) 09:15:27) [ID:xfuE3EZK]
    No2535に返信(B級審判員さんの記事)
    > 師匠さん、返事が遅れてしまい、申し訳ありません。体調を崩していました。「24秒は審判が笛を鳴らして 時計を止めた時にボールがデッドになります。」との師匠さんのお言葉ですが、競技規則410.3に「ショットされたボールが空中にある間に次のことがあった瞬間にデッドになる。24秒の合図が鳴り、そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前 に、そのボールにどちらかの選手が触れたとき。」という文があり、審判が笛を鳴らしてからデッドになると記載されていないので、疑問に思ってしまうのですが・・・・



    具合は もう良くなりましたか?

    返信は ゆっくりで構いませんよ!


    てな訳で 少し長くなりますが お付き合いください。




    で…

    >24秒は審判が笛を鳴らして 時計を止めた時にボールがデッドになります。


    この文章は 少し誤解を受けますよね…(汗)


    正確には 審判が笛を鳴らした瞬間に 24秒のヴァイオレイションが成立する! ですね。







    今回のケースで ショットのボールが 最高点に達する前に この様な状況になるケースは 極めて稀ですよね…


    とは言え 可能性はありますので 以下の文章を参考にしてください。



    解説9 第10条 ボールの状態
     (3)第10条10.3-(6)-Bで「ショットされたボールが空中にある間」に24秒の合図が鳴り
       そののち そのボールが【最高点に達する前】に「どちらかのチームのプレイヤーが触れたとき」は、
       その瞬間に【24秒のヴァイオレイションが成立した事になる】



    これは よろしいでしょうか?




    要するに 24秒の合図が鳴った後に ボールが最高点に達する前に ボールに触れた時は 第10条に基づき ボールはデッドになり 24秒のヴァイオレイションが成立します。



    では ボールが最高点を通貨した後 

     【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】とは どんな状況でしょうか?


    これは ボールがリングよりも高い位置にある状況だと 私は思います。

    もし この状況で ボールに触れたとしたら 第31条 のゴール・テンディングの規定に従い ヴァイオレイションになります。
    当然 第10条に従い ボールがデッドになる事は 言うまでもありませんよね〜




    ボールがリングよりも 低い位置になった場合…

    これは 既に【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】ではないと思います。


    んな訳で 第10条の規定は 適用されない状況だと思います。



    んで 第29条 24秒ルール において 29.1.2(3)がある訳です。


    リングに触れなかったときは 24秒のヴァイオレイションである。
    但し そのボールを 相手チームが 明らかに直接コントロールできると【審判が判断した場合】は
    ヴァイオレイションを取り上げずに そのままゲームを続けてもよい!

    となっています。



    解説文を記載しますね!


    解説24 第29条 24秒ルール
     (6) 〜 前略 〜
        24秒の合図が鳴ったときに空中にあったショットのボールが バスケットに入らず【リングにも触れなければ】
        24秒のヴァイオレイションになる。
        このとき、審判が24秒のヴァイオレイションを宣するために笛を鳴らした瞬間にボールは【デッド】になり、
        ゲームクロックをも止められる。
        ただし、相手チームのプレイヤーが リングに触れなかったボールを【明らかに直接】コントロールすることが
        出来ると判断したときには、審判はヴァイオレイションを宣さないで そのままゲームを続けさせてもよい。
        ただし、ボールが床に触れたり、ショットをしたチームのプレイヤーとボールをせり合ったりしたときは、
        審判は、ただちに笛を鳴らして【24秒のヴァイオレイションを宣さなければならない】



    こんな文章です。

    ポイントは 【そのままゲームを続けさせてもよい】だと思います。

    仮に 相手チームの選手がボールを直接掴んでも その周りがごちゃごちゃしている様な状況であれば
    ヴァイオレイションを取り上げて ガームを止めても良い訳です。

    ここは 審判の裁量で 判断しても良い部分だと思います。




    こんな感じで良いでしょうか?



    今回の疑問点は 【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】 の解釈がポイントだったのかな?


    と私的には思いますが…




引用返信 削除キー/
■2556 / inTopicNo.5)  Re[4]: デッドの考え方について
□投稿者/ B級審判員 一般人(22回)-(2009/12/14(Mon) 20:46:12) [ID:r2wpP7uO]
    師匠さん、いつもいつもわかりやすい回答をしていただきありがとうございます。助かりました。
解決済み!
引用返信 削除キー/



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