| ■No2535に返信(B級審判員さんの記事) > 師匠さん、返事が遅れてしまい、申し訳ありません。体調を崩していました。「24秒は審判が笛を鳴らして 時計を止めた時にボールがデッドになります。」との師匠さんのお言葉ですが、競技規則410.3に「ショットされたボールが空中にある間に次のことがあった瞬間にデッドになる。24秒の合図が鳴り、そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前 に、そのボールにどちらかの選手が触れたとき。」という文があり、審判が笛を鳴らしてからデッドになると記載されていないので、疑問に思ってしまうのですが・・・・
具合は もう良くなりましたか?
返信は ゆっくりで構いませんよ!
てな訳で 少し長くなりますが お付き合いください。
で…
>24秒は審判が笛を鳴らして 時計を止めた時にボールがデッドになります。
この文章は 少し誤解を受けますよね…(汗)
正確には 審判が笛を鳴らした瞬間に 24秒のヴァイオレイションが成立する! ですね。
で
今回のケースで ショットのボールが 最高点に達する前に この様な状況になるケースは 極めて稀ですよね…
とは言え 可能性はありますので 以下の文章を参考にしてください。
解説9 第10条 ボールの状態 (3)第10条10.3-(6)-Bで「ショットされたボールが空中にある間」に24秒の合図が鳴り そののち そのボールが【最高点に達する前】に「どちらかのチームのプレイヤーが触れたとき」は、 その瞬間に【24秒のヴァイオレイションが成立した事になる】
これは よろしいでしょうか?
要するに 24秒の合図が鳴った後に ボールが最高点に達する前に ボールに触れた時は 第10条に基づき ボールはデッドになり 24秒のヴァイオレイションが成立します。
では ボールが最高点を通貨した後
【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】とは どんな状況でしょうか?
これは ボールがリングよりも高い位置にある状況だと 私は思います。
もし この状況で ボールに触れたとしたら 第31条 のゴール・テンディングの規定に従い ヴァイオレイションになります。 当然 第10条に従い ボールがデッドになる事は 言うまでもありませんよね〜
で ボールがリングよりも 低い位置になった場合…
これは 既に【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】ではないと思います。
んな訳で 第10条の規定は 適用されない状況だと思います。
んで 第29条 24秒ルール において 29.1.2(3)がある訳です。
リングに触れなかったときは 24秒のヴァイオレイションである。 但し そのボールを 相手チームが 明らかに直接コントロールできると【審判が判断した場合】は ヴァイオレイションを取り上げずに そのままゲームを続けてもよい!
となっています。
解説文を記載しますね!
解説24 第29条 24秒ルール (6) 〜 前略 〜 24秒の合図が鳴ったときに空中にあったショットのボールが バスケットに入らず【リングにも触れなければ】 24秒のヴァイオレイションになる。 このとき、審判が24秒のヴァイオレイションを宣するために笛を鳴らした瞬間にボールは【デッド】になり、 ゲームクロックをも止められる。 ただし、相手チームのプレイヤーが リングに触れなかったボールを【明らかに直接】コントロールすることが 出来ると判断したときには、審判はヴァイオレイションを宣さないで そのままゲームを続けさせてもよい。 ただし、ボールが床に触れたり、ショットをしたチームのプレイヤーとボールをせり合ったりしたときは、 審判は、ただちに笛を鳴らして【24秒のヴァイオレイションを宣さなければならない】
こんな文章です。
ポイントは 【そのままゲームを続けさせてもよい】だと思います。
仮に 相手チームの選手がボールを直接掴んでも その周りがごちゃごちゃしている様な状況であれば ヴァイオレイションを取り上げて ガームを止めても良い訳です。
ここは 審判の裁量で 判断しても良い部分だと思います。
こんな感じで良いでしょうか?
今回の疑問点は 【そのボールがリングに触れるか触れないか明らかになる前】 の解釈がポイントだったのかな?
と私的には思いますが…
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