審判の悩み事
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■6136 / inTopicNo.1)  ジャンプしているときのドリブルについて
  
□投稿者/ m 一般人(1回)-(2015/09/27(Sun) 11:45:13) [ID:MZtB7cAb]
    はじめて投稿します。どうぞよろしくお願いします。
    過去ログに同様の質問がある場合にはご了承下さい。

    ジャンプしているときのドリブルについて、特に競技規則p.190の解説ならびにp.234の(3)に関連する質問です。

    「ジャンプして両足がはなれている間にボールを受けとり、そのまま着地すること無くドリブルを始めること(床にボールを触れさせて再びそのボールに触れること)はヴァイオレーションでしょうか」

    競技規則p.234の(3)には「空中でボールを受け取って片足で床に下り、ひと続きの動作で床につけた足で踏み切った際に、ジャンプしている間はドリブルを始めることはできない」と記載があります。つまりp.234の(3)は

    (1.ボールを保持)−>(2.片足を床につける)−>(3.ジャンプ)

    の場合を指しています。
    そうではなく、ボールを保持してから一度も床に足をつけていない場合の判定です。

    競技規則p.190のトラベリングの規則において基本となる考え方には
    「ボールを受け取ってからジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」
    とあります。
    私は、この文章を
    「ジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」
    と勘違いして理解していたため、空中にいるプレイヤーはどのような場合にも空中でドリブルを始めてはいけないと理解していました。

    混乱を恐れずに具体的な場面を記載すると、速攻を出すためにガードが動きながらボールを受け取ろうとジャンプして空中でボールをキャッチし、そのまま床に下りずに前方へパスしようとしたが防御側選手に読まれてしまい空中にいながらドリブルを開始してしまった場面です。

    キャッチの際に踏み切りの足が床に残っている場合にはp.234の(3)に当たるのでヴァイオレーションと分かるのですが、今回の事象はこれに似て非なる現象です。

    どうぞよろしくお願いします。
引用返信 削除キー/
■6137 / inTopicNo.2)  Re[1]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ 8年目のミニ監督 付き人(81回)-(2015/09/27(Sun) 14:32:38) [ID:Qp81eAbb]
    No6136に返信(mさんの記事)

    はじめまして。8年目のミニ監督と申します。

    ご質問のケース、競技規則上の規定には該当するところはないので、

    トラヴェリングとはならないと思います。

    ただ、一見トラヴェリングのように見えるプレイであることは確かです。

    ボール保持の瞬間に足が残っているのか否かは大事な判定ポイントですね。





引用返信 削除キー/
■6138 / inTopicNo.3)  Re[1]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ 選手の気持ち 一般人(1回)-(2015/09/27(Sun) 23:22:02) [ID:ApnegLvl]
    2015/09/27(Sun) 23:25:59 編集(投稿者)

    No6136に返信(mさんの記事)
    > はじめて投稿します。どうぞよろしくお願いします。
    > 過去ログに同様の質問がある場合にはご了承下さい。
    >
    > ジャンプしているときのドリブルについて、特に競技規則p.190の解説ならびにp.234の(3)に関連する質問です。
    >
    > 「ジャンプして両足がはなれている間にボールを受けとり、そのまま着地すること無くドリブルを始めること(床にボールを触れさせて再びそのボールに触れること)はヴァイオレーションでしょうか」

    ヴァイオレイションではありません。
    >
    > 競技規則p.234の(3)には「空中でボールを受け取って片足で床に下り、ひと続きの動作で床につけた足で踏み切った際に、ジャンプしている間はドリブルを始めることはできない」と記載があります。つまりp.234の(3)は
    >
    > (1.ボールを保持)−>(2.片足を床につける)−>(3.ジャンプ)

    保持?
    >
    > の場合を指しています。
    > そうではなく、ボールを保持してから一度も床に足をつけていない場合の判定です。

    保持?
    コントロールのことですか?

    >
    > 競技規則p.190のトラベリングの規則において基本となる考え方には
    > 「ボールを受け取ってからジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」

    ‘ボールを受け取ってからジャンプ’or‘ジャンプしてから受け取る’。
    違います。


    > とあります。
    > 私は、この文章を
    > 「ジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」
    > と勘違いして理解していたため、空中にいるプレイヤーはどのような場合にも空中でドリブルを始めてはいけないと理解していました。
    >
    > 混乱を恐れずに具体的な場面を記載すると、速攻を出すためにガードが動きながらボールを受け取ろうとジャンプして空中でボールをキャッチし、そのまま床に下りずに前方へパスしようとしたが防御側選手に読まれてしまい空中にいながらドリブルを開始してしまった場面です。
    >
    > キャッチの際に踏み切りの足が床に残っている場合にはp.234の(3)に当たるのでヴァイオレーションと分かるのですが、今回の事象はこれに似て非なる現象です。
    >
    > どうぞよろしくお願いします。

    競技規則P.45、「プログレッシング・ウィズ・ザ・ボール」を参照。
    1、{ボールを持って‘足を床につけている’プレイヤーは・・・・・}です。
    2、ピヴォット・フットが決まっているかいないか。


    それと、保持という用語はありません。
引用返信 削除キー/
■6139 / inTopicNo.4)  Re[2]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ 8年目のミニ監督 付き人(82回)-(2015/09/29(Tue) 01:18:16) [ID:Qp81eAbb]
    > それと、保持という用語はありません。


    現行の一般競技規則上の用語は確かに「コントロール」ですが、

    かつては「保持」と言われていました。

    「コントロール」となったのは2001年版からのようですが、

    現行のミニ競技規則では今も「保持」が使われています。
引用返信 削除キー/
■6140 / inTopicNo.5)  Re[3]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ m 一般人(2回)-(2015/09/29(Tue) 16:10:24) [ID:MZtB7cAb]
    「8年目のミニ監督」さん、「選手の気持ち」さん、ありがとうございます。
    競技規則に従うよう言葉の使い方には注意を払っていたつもりなのですが、ご指摘頂いた通り、現行の競技規則には「保持」という用語は無いですね。

    「保持」ではなく「持つ」に訂正致します。

    1999-2002競技規則を見直してみましたら、
    **************************************************
    第27条 ボールの保持(コントロール)

    27.1 プレィヤーがボールを保持している(プレィヤー・コントロール)とは次の場合をいう.

    27.1.1 アライブのボールを持っているかドリブルしている場合

    以下略
    *************************************************
    とありました。これが2001-2002競技規則では

    第23条 ボールのコントロール

    となったようです。

    「保持」「コントロール」のいずれの場合にも「持つ」か「ドリブル」を意味してしまい、私がお伝えしたかったのは「持つ」という状況のみですので、
    「保持」ではなく「持つ」に訂正させて下さい。


    >>それと、保持という用語はありません。
    >
    > 現行の一般競技規則上の用語は確かに「コントロール」ですが、
    >
    > かつては「保持」と言われていました。
    >
    > 「コントロール」となったのは2001年版からのようですが、
    >
    > 現行のミニ競技規則では今も「保持」が使われています。


引用返信 削除キー/
■6141 / inTopicNo.6)  Re[4]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ 選手の気持ち 一般人(2回)-(2015/09/29(Tue) 21:33:17) [ID:ApnegLvl]
    No6140に返信(mさんの記事)
    > 「8年目のミニ監督」さん、「選手の気持ち」さん、ありがとうございます。
    > 競技規則に従うよう言葉の使い方には注意を払っていたつもりなのですが、ご指摘頂いた通り、現行の競技規則には「保持」という用語は無いですね。
    >
    > 「保持」ではなく「持つ」に訂正致します。
    >
    > 1999-2002競技規則を見直してみましたら、
    > **************************************************
    > 第27条 ボールの保持(コントロール)
    >
    > 27.1 プレィヤーがボールを保持している(プレィヤー・コントロール)とは次の場合をいう.
    >
    > 27.1.1 アライブのボールを持っているかドリブルしている場合
    >
    > 以下略
    > *************************************************
    > とありました。これが2001-2002競技規則では
    >
    > 第23条 ボールのコントロール
    >
    > となったようです。

    現行の競技規則では、FIBAの文章のニュアンスをできるだけ忠実に伝えられるよう和訳してます。

    「保持⇒コントロール」

    これもそのうちのひとつです。

    保持とは、英文を和訳するために工夫し、長く用いられた用語です。
    現行の競技規則は、コントロールです。


    >
    > 「保持」「コントロール」のいずれの場合にも「持つ」か「ドリブル」を意味してしまい、私がお伝えしたかったのは「持つ」という状況のみですので、
    > 「保持」ではなく「持つ」に訂正させて下さい。
    >
    >
    > >>それと、保持という用語はありません。
    >>
    >>現行の一般競技規則上の用語は確かに「コントロール」ですが、
    >>
    >>かつては「保持」と言われていました。
    >>
    >>「コントロール」となったのは2001年版からのようですが、
    >>
    >>現行のミニ競技規則では今も「保持」が使われています。
    >
    >
引用返信 削除キー/
■6142 / inTopicNo.7)  Re[1]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ 師匠! 軍団(146回)-(2015/09/29(Tue) 23:12:38) [ID:uEsv7mpq]
    No6136に返信(mさんの記事)
    > はじめて投稿します。どうぞよろしくお願いします。
    > 過去ログに同様の質問がある場合にはご了承下さい。
    >
    > ジャンプしているときのドリブルについて、特に競技規則p.190の解説ならびにp.234の(3)に関連する質問です。
    >
    > 「ジャンプして両足がはなれている間にボールを受けとり、そのまま着地すること無くドリブルを始めること(床にボールを触れさせて再びそのボールに触れること)はヴァイオレーションでしょうか」
    >
    > 競技規則p.234の(3)には「空中でボールを受け取って片足で床に下り、ひと続きの動作で床につけた足で踏み切った際に、ジャンプしている間はドリブルを始めることはできない」と記載があります。つまりp.234の(3)は
    >
    > (1.ボールを保持)−>(2.片足を床につける)−>(3.ジャンプ)
    >
    > の場合を指しています。
    > そうではなく、ボールを保持してから一度も床に足をつけていない場合の判定です。
    >
    > 競技規則p.190のトラベリングの規則において基本となる考え方には
    > 「ボールを受け取ってからジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」
    > とあります。
    > 私は、この文章を
    > 「ジャンプをして両足が離れている間にはドリブルを始めることができないこと」
    > と勘違いして理解していたため、空中にいるプレイヤーはどのような場合にも空中でドリブルを始めてはいけないと理解していました。
    >
    > 混乱を恐れずに具体的な場面を記載すると、速攻を出すためにガードが動きながらボールを受け取ろうとジャンプして空中でボールをキャッチし、そのまま床に下りずに前方へパスしようとしたが防御側選手に読まれてしまい空中にいながらドリブルを開始してしまった場面です。
    >
    > キャッチの際に踏み切りの足が床に残っている場合にはp.234の(3)に当たるのでヴァイオレーションと分かるのですが、今回の事象はこれに似て非なる現象です。
    >
    > どうぞよろしくお願いします。




    保持…

    掴む…

    コントロール…


    この辺りの解釈や変遷に関しては 皆さんのコメントを参考にしてください。





    今回の質問の本質に関して 私見を述べてみたいと思います。


    バスケットボールの最初のルールに以下の様なものがあります。


    ==========
    プレイヤーは、ボールを保持して走ることは出来ない。
    また、ボールをキャッチした地点からパスをしなければならない。
    かなりのスピードで走っているときに、ボールをキャッチした場合は、もしストップしようと努力しているならば、一、二歩は許されることもある。
    ==========


    この本質は 現行の競技規則にも その精神は受け継がれています!


    要するに…

    【ボールをキャッチした地点】から 次のプレイを行わなければならない!

    という原則です。



    ただ…

    基本的に 人間が二本足で立つ動物であるということから 様々な規制がなされたのだと 私は理解しています。




    Q: 空中でボールをキャッチして両足で着地した選手の【地点】ってどちらの足?

    A: どちらかの足を動かした時 最初の場所から動いていないの足の位置が【地点】ですよね!



    こんなやり取りから ピヴォットっていうプレイがうまれたのかなと…




    Q: 動きながら片足が床についた状態でボールをキャッチした選手が そのままの勢いで飛び上がった場合は?

    A: しっかり止まる気持ちを持って両足で着地した場合は その場所からのプレイを最大限認めるよ!






    要するにね…



    バスケットにおいては ボールをキャッチした場所から 次のプレイを行うのが 昔からの原則なわけです!


    ドリブルというプレイは 【ボールを移動】させる手段のひとつなんです。

    【ボールを移動】させる手段のひとつだから 【その場から】という基準が 考え方の根っこにあり…


    その根っこを ルール的に細分化しているのが現状な訳です。
    (ブレイが進化していますからね〜)




    その原則を踏まえたうえで 今回の質問を整理してみましょう・




    ==========
    速攻を出すためにガードが動きながらボールを受け取ろうとジャンプして空中でボールをキャッチし、そのまま床に下りずに前方へパスしようとしたが防御側選手に読まれてしまい空中にいながらドリブルを開始してしまった場面です。
    ==========



    この状況では ガードの選手は まだ【その場】を確定させていません。

    【その場】を確定させてしまった選手は 【その場】からボールの移動をはじめなければならないのが バスケットの原則!






    今回のケースは 【その場】を確定させる前に ボールの移動をはじめたケースになります。






    何ら問題ないプレイだと考えられます。



    空中でボールをキャッチして 着地までの間に パス・シュートを選択するも良し!

    空中でボールをキャッチして 着地してから パス・ドリブル・パスを選択するも良し!

    空中でボールをキャッチして 着地する前に ボールを移動させるプレイ(ドリブル)を選択するも良し!




    ただし…

    着地した後は 【その場】が確定しますので プレイの選択肢が限られてきます。



    それくらい バスケットボールにおいては 選手の位置(床との関係)は 非常に重要です。




    ヴァイオレイション全般
    8秒・3秒
    得点(3点・2点)
    ノーチャージセミサークルルール



    ね!

    プレイヤーが どこにいたか? って重要でしょ?(笑)



    バスケットボールのプレイは どんどん進化しています…

    その進化にともなって ルールが追いかけているのが現状では有りますが…




    その中で 出来る限り 正しい判定を下し ルールに反したプレイを戒めるのも 我々審判員の役目ですよね〜




    お互い頑張りましょうね!   (^^ゞ


引用返信 削除キー/
■6153 / inTopicNo.8)  Re[2]: ジャンプしているときのドリブルについて
□投稿者/ m 一般人(3回)-(2015/10/05(Mon) 12:31:46) [ID:MZtB7cAb]

    > Q: 動きながら片足が床についた状態でボールをキャッチした選手が そのままの勢いで飛び上がった場合は?
    >
    > A: しっかり止まる気持ちを持って両足で着地した場合は その場所からのプレイを最大限認めるよ!
    >

    皆様ありがとうございました。
    質問したケースの判定は、競技規則に従ってリーガルであることを納得したのはもちろんですが、
    競技規則pp.234-235の(3)のケースについても、「師匠!」さんより
    上記の様に非常にすっきりした解釈を教えて頂き、本当に質問してよかったと感じています。
    勉強になりました。ありがとうございました。

解決済み!
引用返信 削除キー/



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