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Re[1]: ファウル、その後
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□投稿者/ mviletta 仙人(481回)-(2009/07/11(Sat) 22:59:31) [ID:7FOvofys]
| 平成21年7月1日(財)日本バスケットボール協会 審判・規則部 規則委員会 2009〜 競技規則,マニュアルについての質問と回答
7. 質問: ショットの動作が始まったあとにプレイヤーがファウルをされたので,審判が笛を鳴らした. そのあとひとつづきの動作でステップしてリングに向かってショットをしようとしたが,別の防御側プレイヤーがショッ トをブロックしようとジャンプしてシューターと触れ合いを起こしたために,そのショットは成功しなかった. ショットをブロックしようとした防御側プレイヤーの起こした触れ合いは通常ならパーソナル・ファウルになる程度の 触れ合いであり,アンスポーツマンライク・ファウルになるような触れ合いではなかった. このような場合,2回目の触れ合いについてはどのように処置すればよいか? 2回目の触れ合いがなければバスケットカウント・ワン・ショットになるところが2個のフリースローになってしまうので は,不当に不利益をこうむることにはならないか? 回答: 審判には,そのときのプレイの状況をよく感じ取って判定をすることがつねに求められる(feel for the game). この場合,ショットをブロックしようとする行為自体は防御側プレイヤーに認められた権利であり,その動きの勢いに よってはプレイを急に止めることは当然ながら不可能である. あとから触れ合いを起こした防御側プレイヤーの動きが最初のファウルが宣せられる前から始まっているか,そうで なくても触れ合いを避ける努力をしてショットをブロックしようとしたにもかかわらず不可抗力的に触れ合いが起こっ てしまったものであれば,ファウルの笛が鳴ったあとに起こった触れ合いであるので無視することが適当である. プレイの始まりがどこからかを見ておくことが重要であり,審判は,それを含めてプレイの状況を感じ取って判定を くださなければならない. 明らかにファウルの笛が鳴らされたあとで行動を起こしバスケット・カウントを防ごうとしたり,あとから起こった触れ 合いがハード・ファウルに相当するものであった場合は,アンスポーツマンライク・ファウルを取り上げることも選択 肢の1つとなる. また,このような(上記のような)審判の考え方を悪用してファウルをされたプレイヤーにさらに触れ合いを起こした 場合は,当然アンスポーツマンライク・ファウルの対象となる. これらの場合(アンスポーツマンライク・ファウルを取り上げた場合)は,「特別な処置をする場合」が適用される.
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