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Re[1]: ファウルなんだけど・・・
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□投稿者/ 北の大地 付き人(99回)-(2011/06/25(Sat) 01:58:40) [ID:wn16OCcs]
| ■No4467に返信(中堅コーチさんの記事) > バーの皆様 > いつもお世話になって居ります。 > 主にミニ専門で審判をしております。 > > 先日の起こった出来事ですが・・ > ボールマンA君がノーマークでPGからパスを受け > 右45度からドライブを始めました > ショートコーナーのところにディフェンスB君 > (デカイ奴)がおり、ドライブに反応し出てきました。 > Aは構わずBに向かっていき、抜けないままベースライン際で > ジャンプショット・・・・ > A君のシュートの手は自分のシリンダー外 > (ちょうどディフェンスから逃げるような形でショット) > そこに、B君の長ーい手でブロック、そして手に接触!! > 私の目の前で起こりました。 > 確認しました。 > 私は、ノーコールにしました。 > ベンチからは、「引っ掛ってたよな〜」のアピール。 > ノーコールの理由として、後ほどベンチに説明しましたが > @ お互いのシリンダーの外での接触であったこと > A 抜けていないのに無理にシュートに行ったこと > B 相手が悪い(でかい奴に向かっていったこと) > を 上げさせていただきました。 > ビッグマンのファウルを誘う戦術というのも確かにアリとは思うのですが > 今回のケース、明らかにオフェンスの負けと判断しました。 > 手前でノーマークのショットでいいじゃんと思ったのです。 > > 先輩の皆様 > コメントいただけますでしょうか・・・ > > あ! > あと、昨日の練習での出来事ですが・・ > 4年生の割と技術が備わっている子が > 左からのドライブ、ランニングシュートを放つ際 > 右手でシュートを放つ子が多く、大抵叩かれます(笑 > ボールだけでなく、手首辺りにディフェンスの手がぶつかるケースが多く > 子供からは、「ファウルじゃん!!」との猛アピール(汗 > <私> > 『左手でショットすべきじゃね??』 > > 先輩指導者の皆様・・・ > ご教授下さいます様お願い申し上げます。 > m(__)m > >
あらためまして、こんばんは。 北の大地 です (*^▽^*)
(たぶん、この投稿が完了する頃には、皆さん就寝されているだろうなぁ)
先の投稿では中途半端なお返事で大変失礼しました。 電車の車内で、山間部やトンネルに入ると、時折携帯が「圏外」になるもんですから(汗)
それでは・・・
バスケットボールにおいて、OFF・DEF双方ともにシリンダー外で接触が起こることは多いですよね。 しかし、互いのシリンダー外であってもなくても、接触をファウルとして取り上げるべきかそうでないかの『 三確認 』は重要ですよね。 1.触れ合い(接触)の事実はあったか 2.その触れ合い(接触)の責任はどちらにあるのか 3.プレイへの影響はあったか(相手のプレイを妨げていたか)
今回の事例を文面のみから解釈すると、 1.OFFの腕(手)と、DEFの腕(手)の接触はあった。 2.??? 3.OFFプレイヤーのショットが妨げられた。
このAの部分が、文面からだと判断しづらく、皆さんの意見が分かれるところではないでしょうか?
実際に現場を見ていないので、私含めて皆さんがそれぞれ想像されるシチュエイションが微妙にずれるから仕方ありませんよね。
私も勝手に、「ジャンプショット」「逃げるような形」というワードから 『フェイド・アウェイ・シュートか!?』って思ってますし。 『途中で進路を変えてフックシュートなら、普通はシリンダーにおさまるはずだから、中堅コーチ様も「シリンダー外」なんて書かないだろうなぁ!?』なんても思っています(笑)
そこで、「2.その触れ合いの責任はどちらにあるのか?」の判断基準は、やはり競技規則ですよね。
で、一般の競技規則もそうですけど、読んでいくとDEFプレイヤーには厳しいことばかり書いてますよねぇ(笑)
「前に出て相手に近づいても差し支えないが、からだの触れ合いが起これば近づいたプレイヤーに触れ合いの責任がある」なんて書かれてますね。
この部分って、まさにシリンダー外の触れ合いを判断する基準なのかなぁ〜なんて普段から感じています。
今回の状況は、逃げた(触れ合いを避けた)OFFプレイヤーのショットリリースの腕(手)に、後追いの形でDEFの手が伸びてきた。そして接触が起こった。 「OFFが、身長の高いDEFに負けるの見え見えなのに近づいたから、OFFにも接触の責任がある」というような考え方には成らないんですよねぇ。
私の解釈だと、やはり触れ合いの責任はDEFにあるんですよねぇ。
あとは三確認の三つ目「3.プレイへの影響はあったか」というところを見きわめて、ファウルを取り上げるべきかそうでないかをジャッジすれば良いと思います。 (DEFがボールを、OFFの腕(肘)が伸びきるリリース手前でしっかりブロックし、その後OFFが無理やりリリースの形にもっていこうと腕を伸ばした時に双方の腕が互いのシリンダー外で絡んだのであれば、ナイスブロックで「ノーコール」だと思います。 後追いでブロックに伸ばした手がボールに触れず、またはボール・腕ほぼ同時に触れたような接触であれば、イリーガル・ユース・オブ・ハンズをコールすると思います。)
ちなみに、ここからはさらに私の勝手な想像の中の話を膨らませて・・・ シリンダー(真上の空間も含む)の概念は、OFFプレイヤー、DEFプレイヤー双方にあると思います。
今回の事象はミニバスで起きたとの事なのでミニバス競技規則の章条を詳しく引用したいところですが、長くなってしまうので、規則本が手元にない方はこちらのトップページの「規則の部屋」内にPDFファイルで師匠!様がまとめられているので見てくださいね(笑)
P58にはシリンダーを図で表しています。
左側の図は防御の位置を占めたDEFを表していますが、但し書き内の文章を読んでいくとこれはOFFも同様にあてはまると解釈できます。 また、今回のDEFの手前で接触をさけるためにストップした瞬間がまさにこのシリンダーが出来上がった瞬間だと思うんです。
右側の図は、左側の図から飛び上がったプレイヤーを表していますが、見てのとおり、飛び上がり体が伸びた(棒のような)状態でも、最初のシリンダーが出来上がった瞬間の手の平の垂直面が体側には縮まっておらず、そのままですよね。 そう、シリンダーの空間は維持されるんですねぇ。
そこで、前半の私の解釈とはまた別に 今回のOFFプレイヤーの「逃げたシュート」を私の勝手な想像で・・・ それって、「フェイド・アウェイ・シュート」じゃない!? そして、左側の図のシリンダーの前の垂直面(手のひらの前面)の中に納まっていいたのではないか!? って、感じてしまうんですよねぇ。
通常、ジャンプショットの手の角度はショット・リリース後でも45度を超えない範囲で納まるのではないでしょうか? さらにそれがフェイド・アウェイ・ショットなら最初のシリンダーの前面の垂直面にしっかり納まっていたのではないでしょうか?(すみません。本当に勝手なイメージです。)
さらに、ジャンプしたプレイヤーに関して言えば、 最初に飛びあった位置から、相手プレイヤーが位置を占めていない場所におりる権利もありますよね。 その状態で空中へ飛び上がったショット動作中のプレイヤーの「ショット動作が終わる」のは両足が着地するまで続いていますよね。 そのコース上の空間の中でDEFの後追い接触があれば、DEFのショット・ファウルにもなりますよね。 まさに、この考え方は、中堅コーチ様が後半に書かれていた「レイアップシュートの手を叩く」にあてはまるのでないでしょうか。 右手・左手・両手は関係ありませんよね。
すみません。支離滅裂な文章になってしまいましたが、こんなところでどうでしょうか(笑)
明日・明後日は大会の審判が入っていますので、そろそろ寝ます(笑) おやすみなさい。
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