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Re[4]: 特殊な場合の処置の訂正
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□投稿者/ gun 神(338回)-(2011/09/22(Thu) 20:23:30) [ID:rQNkxmHw]
| 2011/09/24(Sat) 06:31:59 編集(投稿者)
なかなか味方が現れませんが、もう少し持論を述べさせていただければと思います。
まずミニバスに独特の「差込」と言う訂正方法ですが、これはいったんプレーを止めて
訂正を行い、再びプレーを止めたところから再開するというやり方です。
例えば与えるべきフリースローを与えなかった場合は、フリースローを行いますが
リバウンドは行いません。なぜなら再開位置はプレーを止めたところから再開するためです。
つまり通常のフリースローではなく、周りに選手が並ばないフリースローだと思っていただければいいかと思います。
本題に戻りますが、
今回のケースではフリースローの取り消しでしたが、
多く行われるのは与えるべきフリースローを与えなかった場合が多いので、そちらで意見提示します。
44条2.1 で定められた処置の訂正ができるケースは、ミニバスでも一般に順ずるべきだと考えるのは
44条3.2 に定められている事は公平の上でも必要だと思うからです。
44条3.2(1) 誤りに気がつきゲームが止められる間にボールコントロールが変わっていなければ 訂正のフリースローを行い、ゲームは通常のフリースローと同じに再開する。
これを差込で訂正すると、(Bチームがファール、Aチームが本当はフリースロー) Aチームがスローインした後しばらくして審判が誤りに気づいた。 審判はゲームを止め、Aチームにフリースローを打たせ(誰もならばないフリースロー)たあと 止めた地点に近いアウトオブバウンズからAチームのスローインで再開した。
これではただのファールが、アンスポ(テクニカル)と同様な処置になってしまいます。
44条3.2(2) スローインのボールを誤って与えられたチームが、ボールのチームコントロールが一度も変わらないうちに得点した場合は、処置の誤りは無かったものとして訂正はしない。
これを律儀に差込で審判が訂正したとすると Aチームにボールを渡した後、Aチームはすぐにシュートを決めた。 そのとき審判は気付き(あるいはTOの合図で気づいた)差込で訂正のフリースローを行った。 2本のフリースロー(周りには並ばない)のあと、先ほどのAチームのシュートが決まった後の状態(Bチームのエンドスロー)で再開した。
これではもしフリースローが2本とも決まれば、審判のミスによりで4点とられたことになってしまいます。
特にこの44.3.2.(2)のケースは本来なら 44.2.1 でいうところの「誤った処置がなされ、最初にボールデッドになった時点」であり訂正可能なはずなのですが、ルールを設けて訂正できなくさせています。
これらに共通して言える事は、この規則が「不公平感」をなす目的なのではないかと思うのですね。 公平・不公平ではなく「感」です。
そしてこの「感」は時間と密接に関係していると思うのです。
一般の44条で定めた訂正方法は、 この不公平感をできるだけ無くそうと努力している条文であると思います。
またこの不公平感をなくすことは、スポーツすべてに当てはまる事であり当然ミニバスでも必要な事です。
先ほどミニバスでの訂正が、私に不公平に感じられるのはこの「時間」が強く関係しています。
もし訂正が行われたのが両チーム数ゴールづつ決めた後であれば「そうだ!ミニは訂正ができるんだ」と思うだけで
特に不公平感を持ちません。
「いや〜さっき言われるケースは別でしょ」と思う方がいるかもしれませんが
やはり訂正方法はルールに基づく必要があるため
私は
ミニバスといえども、訂正はまず44条を用いて訂正する。
そのあと44.2.1の最後の行にある、「ボールがライブになる −−− 処置の訂正はできない。」
この後の訂正をミニバスはできるわけですから「差込」で訂正を行う事が
ルール上一致し、なおかつ不公平感をできるだけ薄くする方法だと思います。
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