審判の悩み事
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No4863 の記事


■4863 / )  Re[2]: NO TITLE
□投稿者/ 北の大地 ファミリー(156回)-(2011/10/23(Sun) 02:27:27) [ID:wn16OCcs]
    (2)A1がB1にショットファウルをし、2shotを得た。
      B1が1投目を打つ前に、オフボールの状況でB2がA2を押した。B2にパーソナル
      ファウルを宣した。
     

    こんばんは“北の大地”です (*^▽^*) /

    少しわかりづらい質問でしたでしょうか?(汗)
    では冒頭の日々勉強が記載された(2)の状況を競技規則第42条【特別な処置をする場合】の条文に沿って処置してみましょう!(笑)
    一応 今手元に競技規則がない(出先でこの掲示板を閲覧している)方のためにも条文はすべて掲載しますね(こんな夜更けに出歩く方はいないかな(笑))
    読みづらく、しつこい文面になると思いますがご勘弁を

    で、シチュエイションは以下の@ABCの4つにしてみました
    @【B2のファウルがBチームのそのピリオド3回目のファウルであり】【B1にフリ
    ースローのボールが与えられる前に起こった】場合
    A【B2のファウルがBチームのそのピリオド3回目のファウルであり】【B1にフリ
    ースローのボールが与えられた後に起こった】場合
    B【B2のファウルがBチームのそのピリオド5回目以降のファウルであり】【B1にフリースローのボールが与えられる前に起こった】場合
    C【B2のファウルがBチームのそのピリオド5回目以降のファウルであり】【B1にフリースローのボールが与えられた後に起こった】場合



    それでは@の場合の処置は・・・
    42.2.1 ファウルはすべて記録する。
    (A1のファウルとB2のファウルをTOへレポートし、スコアーシートへ記録)
    42.2.2 ファウルが起こった順序を確認する。
    (A1のファウル → B2のファウル)
    42.2.3 ヴァイオレイション、ファウルが起こった順序に従って、等しい重さの罰則を相殺する。
    (A1のファウルへの罰則はB1に与えられる「2本のフリースロー」。 B2のファウルへの罰則はチームAに与えられる「ファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズからスロー・イン」となり、罰則の重さは等しくないため相殺できない)
    ダブル・ファウルの場合はそれぞれのファウルは記録するが、ダブル・ファウルの処置は適用しない。
    一度相殺したり取り消した罰則は適用されない。
    42.2.4 それぞれの罰則に含まれているスロー・インは、最後の処置に含まれる場合だけ適用する。それ以外のスロー・インは取り消す。
    (違反およびそれに対する罰則・順序に従い、最後の処置に含まれるスロー・インは「B2のファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズの位置からチームAのスロー・インで再開される」という部分だけ)
    42.2.5 残った罰則をファウルの起こった順序に従って適用する。

    いよいよ@の処置の仕方とゲームの再開方法です!
    残った罰則は「B1に2本のフリースローを与える」「B2のファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズの位置からチームAのスロー・イン」となり、順に適用します。
    B1に与えられた2本のフリースローを与え終わらせますが、後にチームAのスロー・インで再開が決められていますので、B1にフリースローを与える時は、2本目が外れたとしてもリバウンド・プレイはありませんから、制限区域へリバウンダーを並ばせる必要がありません。
    B1の2本目のフリースローの後、B2のファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズの位置からチームAのスロー・インで再開となります。



    それではAの場合の処置は・・・
    42.2.1 ファウルはすべて記録する。
    (A1のファウルとB2のファウルをTOへレポートし、スコアーシートへ記録)
    42.2.2 ファウルが起こった順序を確認する。
    (A1のファウル → B2のファウル)
    42.2.3 ヴァイオレイション、ファウルが起こった順序に従って、等しい重さの罰則を相殺する。
    (A1のファウルへの罰則はB1に与えられる「2本のフリースロー」。 B2のファウルへの罰則はチームAに与えられる「ファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズからスロー・イン」となり、罰則の重さは等しくないため相殺できない)
    ダブル・ファウルの場合はそれぞれのファウルは記録するが、ダブル・ファウルの処置は適用しない。
    一度相殺したり取り消した罰則は適用されない。
    42.2.4 それぞれの罰則に含まれているスロー・インは、最後の処置に含まれる場合だけ適用する。それ以外のスロー・インは取り消す。
    (違反およびそれに対する罰則・順序に従い、最後の処置に含まれるスロー・インは「B2のファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズの位置からチームAのスロー・インで再開される」)
    42.2.5 残った罰則をファウルの起こった順序に従って適用する。

    いよいよAの処置の仕方とゲームの再開方法です!
    というか、もうお判りですよね? @と同じです(笑)



    それではBの場合の処置は・・・
    42.2.1 ファウルはすべて記録する。
    (A1のファウルとB2のファウルをTOへレポートし、スコアーシートへ記録)
    42.2.2 ファウルが起こった順序を確認する。
    (A1のファウル → B2のファウル)
    42.2.3 ヴァイオレイション、ファウルが起こった順序に従って、等しい重さの罰則を相殺する。
    (A1のファウルへの罰則はB1に与えられる「2本のフリースロー」。 B2のファウルへの罰則は、B2のファウルがB1にフリースローのボールが与えられる前に起こっており、そのファウルはチーム・コントロール・ファウルではないのでチーム・ファウルの罰則が適用されA2に与えられる「2本のフリー・スロー」となり、罰則の重さは等しいため相殺される)
    ダブル・ファウルの場合はそれぞれのファウルは記録するが、ダブル・ファウルの処置は適用しない。
    一度相殺したり取り消した罰則は適用されない。
    42.2.4 それぞれの罰則に含まれているスロー・インは、最後の処置に含まれる場合だけ適用する。それ以外のスロー・インは取り消す。
    42.2.5 残った罰則をファウルの起こった順序に従って適用する。
    42.2.6 相殺した結果残ったフリースローの1投目またはスロー・インのボールがライブになった後で別のファウルがあったときは、一度ライブになったフリースローやスロー・インは相殺の対象とならず、スロー・インは取り消される。
    フリースローの場合は残りのフリースローを終わらせてから、別のファウルの処置をする。
    42.2.7 両チームに科される重さの等しい罰則を相殺していったあとに適用する罰則が残らない場合には、ゲームは次の方法で再開する。
    (1)最初の規則違反が宣せられたのとほとんど同時にフィールド・ゴールのショットが成功して得点が認められた場合は、得点されたチームが、エンド・ラインの任意の位置のアウト・オブ・バウンズからスロー・インをしてゲームを再開する。
    (2)最初の規則違反が宣せられたときに一方のチームがボールをコントロールしていたかスロー・インのボールが与えられることになっていた場合は、そのチームが、最初のヴァイオレイションかファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズからスロー・インをしてゲームを再開する。
    (B1のショット・ボールが手から離れる前にA1がファウルをしていたら、最初の規則違反が宣せられた時、B1がボールをコントロールしていたので、チームBがボールをコントロールしていた事になる)
    (3)最初の規則違反が宣せられたときにどちらのチームもボールをコントロールしていなかったかスロー・インが与えられることになっていなかった場合は、ジャンプ・ボール・シチュエイションになる。
    (B1のショット・ボールが手から離れた後にA1がファウルをしていたら、最初の規則違反が宣せられた時、どちらのチームもボールをコントロールしていなかったとなる)

    いよいよBの処置の仕方とゲームの再開方法です!
    フリースローの1投目のボールがまだライブになっていない(与えられる前)ので、B1とA2に与えられる2本のフリースローは相殺され、A1のファウルがB1のショットの手離れ前であれば、そのファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バスンズの位置からチームBのスロー・インが与えられ再開されます。
    A1のファウルがB1のショットの手離れ後であれば、どちらのチームもボールをコントロールしていなかったのでジャンプ・ボール・シチュエイションとなり、そのファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バスンズの位置からその時のオルタの矢印が向いているチームのスロー・インで再開されます。



    それではCの場合の処置は・・・
    42.2.1 ファウルはすべて記録する。
    (A1のファウルとB2のファウルをTOへレポートし、スコアーシートへ記録)
    42.2.2 ファウルが起こった順序を確認する。
    (A1のファウル → B2のファウル)
    42.2.3 ヴァイオレイション、ファウルが起こった順序に従って、等しい重さの罰則を相殺する。
    (A1のファウルへの罰則はB1に与えられる「2本のフリースロー」。 B2のファウルへの罰則は、B2のファウルがB1にフリースローのボールが与えらた後に起こっており、そのファウルはチーム・コントロール・ファウルであり、そのピリオド5回目以降のファウルであってもチーム・ファウルの罰則は適用されないためチームAに与えられる「ファウルが起こったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズからスロー・イン」となり、罰則の重さは等しくないため相殺できない)
    ダブル・ファウルの場合はそれぞれのファウルは記録するが、ダブル・ファウルの処置は適用しない。
    一度相殺したり取り消した罰則は適用されない。
    42.2.4 それぞれの罰則に含まれているスロー・インは、最後の処置に含まれる場合だけ適用する。それ以外のスロー・インは取り消す。
    42.2.5 残った罰則をファウルの起こった順序に従って適用する。
    42.2.6 相殺した結果残ったフリースローの1投目またはスロー・インのボールがライブになった後で別のファウルがあったときは、一度ライブになったフリースローやスロー・インは相殺の対象とならず、スロー・インは取り消される。
    フリースローの場合は残りのフリースローを終わらせてから、別のファウルの処置をする。

    いよいよCの処置の仕方とゲームの再開方法です!
    もうお判りですね? @Aと同じ再開方法です(笑)


    日々勉強 様

    状況に応じて、また、ポイントとなる判断材料(ボールをチーム・コントロールしていたか否か。フリースローのボールが与えられる前か・与えられた後か。チーム・ファウルの罰則は適用されるか。)により処置の仕方は様々です。

    あぁ〜 もう・・・ねむたいです(笑)

    (1)(3)(4)の状況での再開方法はまた後日!!

    それと、頭がボケ〜っとしている中で書きましたので誤字・脱字や「いやいやそもそも解釈ちがうよ!」なんて突っ込みありましたら 皆さんフォローしていただければありがたいです(笑)

    もう寝ます・・・ね(笑)

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