| ■No7959に返信(日々勉強さんの記事) > 2019年度ルールテストNo33と34での疑問なのですが、、 > No33は正当にブロックされてショットクロックブザーが鳴った後のファウルなので、バイオレーション成立となってます。 > No34はショットボールが空中にある間にブザーが鳴り、別の所でファウルがあり、リングに当たらなかった。これはバイオレーションではなくファウルが成立となってます。 > > この違いをもう少し理解したいのです。 > この2つの例ではファウルされたプレイヤーが異なります。(ショットのプレイヤーか別のプレイヤーか) > これがポイントなのでしょうか? それとも、 > ブロックされたことで相手に一度ボールが触れているという違いからなのでしょうか? > > 2015年度の競技規則、29条-(15)-Aでは、パーソナルファウルの場合はバイオレーションが成立してファウルが無かったものとしています。 > これはNo34の問題と解釈が異なるような気がしてまして。 > ルールの変更と考えればいいのか、迷ってます。。 > > あるいは「正当にブロック」=「明らかにリングに触れない」という状況を想定しているからなのか? > であるとしたら、ディフェンスの指先をかすめ触ってリングに向かっている状況だったらどうなのか? とか、頭がぐるぐる回ってます。 > > 皆様はどのように解釈されているでしょうか?
こんばんは。 本件、単純に事象の発生順序に沿って考えるということで良いのではないでしょうか?
@バイオレイション、Aファウル であれば、 @のバイオレイション成立でボールデッドとなっているので、その後のファウルは テクニカル、アンスポ、ディスクォリファイングでない限りは無視。
@ファウル、Aバイオレイション であれば、 @ファウルの成立でボールデッドとなっているので、その後にバイオレイションが 成立することはなく、「バイオレイション的な事象」は無視。
問題NO.34のケース、2015年版規則では確かにご指摘の通りでした。 ショットのボールがリングに触れないことが明らかになった場合にバイオレイション となるのですが、その成立時期は「ボールがリングに触れないことが明らかになった時点」 ではなく、触れないことが明らかになった場合にショットクロックのブザーが鳴った 時点に遡ってバイオレイション成立時期と考えるということだったと思います。
ですので、 @ショットのボールが空中にある Aショットクロックのブザーが鳴る Bファウルに該当する事象が起こる Cショットのボールがリングに触れないことが明らかになる
この順序だと、過去のルールでは バイオレイション→ファウルの順で考えて、 バイオレイション成立を優先、その後のパーソナルファウルは無視ということ だったと思います。 一方、現行ルールではショットクロックバイオレイションの成立をCの時点と 考えることから、発生順序は ファウル→バイオレイションとなり、 ファウルを取り上げた時点でその後のバイオレイションは無視ということかと。
問題NO.33に関しては、「正当なブロック」という問題文で、ブロックされた ボールがリングに向かうことはなくブザーが鳴った瞬間にショットクロック バイオレイションが成立している状況を提示しているのだと思います。 ということで、バイオレイション成立でボールデッド、その後のファウル的な 事象に関しては、テクニカル、アンスポ、ディスクォリファイングファウルで なければ無視、という理解で良いのではないでしょうか。
事象の発生順とボールデッドになる時期を冷静に追って考えれば良いかと思います。
常連の皆様、間違ってましたらご指摘ください。m(__)m
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