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【テクニカルファウルを宣する事が出来ますか？】
審判をしている方に　私が時々聞きたくなる事です。
規則上は　下記の様な場合がテクニカルの対象となっています。
(1)審判の注意や警告を無視する．
ゲーム中，審判の判定や決定，注意や警告に対して抗議したり無視
したりすることは，テクニカル・ファウルの対象となる．
(2)正当な理由がないのに，審判，コミッショナー，テーブル･オフイシャ
ルズ，チーム・ベンチにすわっている人たちに触れる．
(3)審判，コミッショナー，テーブル・オフイシャルズ，相手チームに
対して失礼な態度で接したり，あるいは失礼な態度で話しかけたり
する．
(4)観客に対して無作法にふるまったり，観客を挑発するような言動を
とる．あるいは観客を煽動するような言動をとる．
(5)相手チームのプレイヤーに嫌がらせをしたり，相手の目の前で手を
振って視界を妨げたりする．
(6)ひじを激しく振りまわす．
(7)得点したチームのプレイヤーが，バスケットを通過したボールに故
意に触れて，ゲームの進行を遅らせる(デイレイング・ザ・ゲーム)．
(8)ボールがすばやくスロー・インされるのを妨げて，ケームの進行を
遅らせる(ディレイング・ザ・ゲーム)．
(9)ファウルをされたように見せかけるために床にたおれる．
(10)リングをつかんで体重をかける．
ただし，ダンク・シヨットの際にやむを得ず瞬間的にリングをつか
むことはさしつかえない．
また，自分やほかのプレイヤーが負傷するのを避けようとしたと審
判が判断したときは，リングをつかんでもテクニカル・ファウルと
はしない．
(11)最後のフリースローで防御側プレイヤーがボールがリングに触れる
前にゴール・テンディングやインタフェアのヴァイオレイションを
したときは，攻撃側チームに1点が与えられ，さらにその防御側プ
レイヤーにテクニカル・ファウルが宣せられる．
私が　今まで目にしたテクニカルは ほとんどの場合が（1）や（3）に該当します。
（最近は（9）などは　メカニック的に取り上げられていますね～）
それも　自分の判定に対してクレームをつけたり　不満な態度をあらわにしたりといったケースです。
これって　自分の感情を　ファウルの規定に当てはめて　相手を押さえつけてるんじゃないでしょうか？
相手審判や　相手選手に対する失礼な態度や振る舞いに対しては　割と冷静に
「冷静になって！　次はテクニカルを取るよ！」　なんて対応をしている審判は　よく見かけます。
審判も人間ですから　選手やベンチの態度や対応に　カッとなる事はあると思うんです。
でもね…
だからといって　感情のままにテクニカルを宣するのは　ちょっと違う気がするんです。
「自分に対して…」という我を捨てて…　
「選手のため！」という部分を　常に考え方の根っこに持っていれば、同じ様な状況であっても　感情で取り上げるのではなく　ゲームを管理する役目を全うするため！　という視点でテクニカルを宣する事が出来ると思うんです！
でね
そうであるために　自分に言い聞かせていることは…
【笑顔でテクニカルを宣する】　という事なんです！　(^^♪
ニコッ！　っと笑って　「それはダメだよ！　テクニカルを宣するからね！」　という対応を心がけています。
上級審判の方には　「淡々と試合をコントロールしなさい」　なんて言われた事もありますが…
こればかりは…
自分の信念なんでね～　(^_-)-☆
ま
取り上げずに済めば　それに越した事はありません。　(*^。^*)

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