こだわり…


様々な考え方があるので、別に自分が正しいとは思ってないんですが…

点の取り合いで雌雄を決するスポーツの中でも バレーや卓球みたいに点数に上限を設けて勝ち負けを決するものもあれば…

バスケットやサッカー・ラグビーのように時間に管理されている競技もあります。

その中でバスケットのようにトランジションの激しいスポーツは、その力関係によって必要以上に大差になるゲームが起こりえます。

それが悪い事だとは思っていないのですが…

ミニや中学くらいのカテゴリーでは 勝利が明らかなゲームでの【勝ち方】って大事だと私は思ってます!

相手との力関係が明確な場合、『100点取るぞ〜』なんて目標を掲げているチームがあることも存じています。

それを否定もしませんし その指導者の考え方や戦い方を否定することもありません。

が…

私は違います。

未来への投資…

なんて大袈裟なことではないのですが…(笑)

1点差でも 100点差でも 勝ちは勝ちです!

スポーツなので 当然勝ちを目指すのですが…

その勝ちの代償として 相手チームの選手達がバスケットを嫌いになるような勝ち方を要求するのは 私的な指導理念にはありません。

手を抜くのは相手に失礼だ! って意見があるのも承知してます。

でもそれは…

あくまでも自チームと相手チームの関係性の中での理論…

バスケットの未来の根本は…

【底辺の拡大】 であり 【競技人口の増加】 であるはずです!

決して 【競技者の精鋭化】 ではないと思ってます!

その上で…

育成年代(ミニ〜中学)に於いては 先ずはバスケットを楽しんでもらうこと!

試合が出来ることを幸せに思えること!

対戦相手・審判・TOなどゲームに関わる多くの方に感謝の気持ちを持つこと!

それを伝えられれば それでいいのではないか?

そんな風に考えて指導の現場と向き合ってます。

先日とある大会での出来事…

最終クォーターですでに勝利確実な状況(30点高い点差)で、更にオールコートプレスを仕掛けるチームがいました。

当然その意図もあるだろうし 目指すべき指導があるわけですから それ自体は否定しません。

自チームの勝利や成長を優先すれば そーいった戦い方もあるんだろうなぁ〜 とも思います。

私的には それだと楽しくないんですよ!(笑)

自チームの勝利・成長と同時に 相手チームの選手にも楽しんでもらいたいし成長して貰いたいんですよね〜

自チームの事だけであれば簡単なことではありますが…

バスケット界の未来…

なんて大袈裟な事を言うのはおこがましいのですが…

千里の道も一歩から!

自分みたいな底辺で活動している指導者こそ 大きな視野でバスケットというスポーツに向き合うべきなのでは?

強化を目指す【先鋭化】は 雲の上の方々に任せておけばいいのではないでしょうか?(笑)

その取り組み方を ミニ〜中学のアンダーカテゴリーで実践しようとする指導者が それなりの結果を残し…

全国的な活躍をすると名将ともてはやされ…

最終的には指導DVDを出してお金を稼ぐ…

そんな流れが嫌で嫌でしょうがない今日この頃…(笑)

そんなわけで〜

勝ち方・負け方…

勝たせ方・負けさせ方…

とても大事にしている観点だったりします!

大差で勝つよりも 接戦で勝ち負けのしのぎを削った方が選手のためだったりもしますからね〜

いろんな考えがあることは理解していますが、訳あってブログとしてアップしてみました。

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