| こんにちは。
中堅コーチさんの見解に近いのですが、
「ピボットフットが決まっていない状態ではトラベリングの
バイオレーションが成立しない」
という部分はちょっと正確ではないかなと思います。
競技規則25条の解説では以下のように書かれています。
「プレイヤーがライブのボールをコート内で受け取ったあとでなければ、
トラヴェリングのヴァイオレイションはおこらない」(P191、解説20(5))
これは、コート内でのライブのボールのコントロールがトラヴェリングの
前提条件とされているということで、ピボットフットの決定とは関係なく
トラヴェリングが起こることもあり得ると思います。
ということで、本件質問のケースでは
「味方からのパスがそれてコート外に出ようとした際に空中でボールを
掴みコート内に戻し・・・」
これをコート内でのコントロールと見るかどうかで変わってくるのでは
ないでしょうか?
コントロールと見れば、規定を超えて動いた後、他のプレイヤーや
床にボールがふれる前にそのプレイヤーが再びボールに触れた時点で
トラヴェリング成立。
コントロールと見なければ再びボールを持った時点でコントロール開始
となり、ヴァイオレイションとはならない。
明確にコート内の味方にボールを戻そうとしたのであればコントロール、
そうでなければ、リバウンドやルーズボールのチップ、タップなどと同様に、
コントロールと見るのは難しいケースのようにようにも思いますが、
どうでしょう?
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