□投稿者/ 8年目のミニ監督 付き人(80回)-(2011/07/15(Fri) 22:41:03) [ID:1PyV85Ge]
| ■No4594に返信(師匠!さんの記事) 本件に関して3度目の投稿です。 間違っているかもしれませんが、自分なりの結論に至ったので、3度目の正直で 投稿します。(笑) ちょっと長文ですが、ご勘弁ください。
まず、従来暗黙の了解であった「ファウルゲーム」という概念を明確に認めて、 その際の審判の対応をはっきりさせたというのが、今回のこの部分の改訂趣旨 だと思います。 やはりBについても、ファウルゲームを前提とした記述であり、単独で考える べきものではないとするのが妥当ではないでしょうか。
そういう意味では、NO.4583でルールの達人様がおっしゃっている通り、 「バスケット観についてはこれまでどおり」というのが、基本なのだと思います。
当該解説は、ファウルゲームの際の追い上げる側のプレイについてのアンスポの 判定基準を解説したもので、ファウルゲームでない状況は、そもそも対象として いないということだと思います。 とすると、リードしている側のファウルも対象外で、これについては従来通りの 基準で、パーソナルファウルかアンスポかを判定することとなります。
で、師匠!様が疑問とし、私も前回の投稿で?としたBの部分ですが、これは Aで例外規定として想定する状況の内、さらに限定した状況ということでは ないでしょうか。
つまり、Aで言うところの、ボールと関係のない位置やバスケットボールのプレイ とは全く関係ない位置でのファウルというものには、広い意味ではスローイン前の ファウルも含まれるが、特に得点後にタイムが止まる最後の2分間を特別な時間帯 として扱ったのがBの記述という理解です。
ちょっと解りにくい書き方になりましたが、私の結論は以下です。
【原則:解説@】
ファウルゲームにおいては、ボールマン、あるいはボールを受けようとするプレイヤー に対する「適切な」ファウルは、パーソナルファウルとして速やかに取り上げる。 これはアンスポではない。 ただし、ハードコンタクトなどは従来と同じ基準でアンスポか否かを判定する。
【例外1:解説A】
ファウルゲームであっても、ボールと関係ない位置、バスケットボールのプレイ とは全く関係ない位置でのファウルはアンスポとする。 このような行為は、あからさまに時計を進めさせない為だけになされる行為で、 バスケットボールのプレイとは言いがたく、スポーツマンシップに反する為。
【例外1-2:解説B】
さらに、最後の2分間は、得点後に時計が止まるという特別な時間帯であり、 ファウルゲームでのスローインにおいても考慮が必要である。 スローイン前のファウルで、通常であればパーソナルファウルとすべき程度の ものでも、これをパーソナルファウルとすれば、ファウルゲームを仕掛ける側は、 タイムを進めないという目的を容易に達することとなり、ファウルされた側が 著しく不利となる。
よって、このようなプレイはAで想定する「あからさまに時計を進めさせない為 だけになされる行為」と同等に捉え、たとえ意図的でなくともスポーツマンシップ に反する行為としてアンスポとする。
【例外2:解説C】
@〜Bは、ファウルゲームを仕掛ける側のプレイに対する規定であり、オフェンス側 にはそもそも適用がない。
Bの規定は、この部分だけ文字通りに読むと、双方のチームに適用されるようにも 読めますが、ファウルゲームを前提にすべてをみると、Bもやはりファウルゲームを 仕掛ける側に対しての規定と読むことが出来ます。
以上のように考察しましたが、考慮漏れや勘違い、そもそもの理解に誤りがある かもしれません。 いかがでしょうか?
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