今回の一連の流れで 改めて感じたことは…
訪問者数が増えていることからも 関心の高いテーマであることが言えると思います。
以下 あくまで私見です…
そもそも審判が鳴らす笛はどんな意味があるのでしょうか?
競技規則の中から 気になる箇所を抜き出してみます。
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第47条 審判の任務と権限
47.2 規則に対する違反(ヴァイオレイションやファウル)が起こったとき、審判は笛を鳴らす
第10条 ボールの状態
10.3 ボールは次の瞬間にデッドになる
(2) ボールがライブで審判が笛を鳴らしたとき
第49条 タイマーの任務
49.2(2) 次の瞬間にゲームクロックを止める
② ボールがライブで審判が笛を鳴らしたとき
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上記から分かることは…
ゲーム中で 時計が動いている(ライブ中)時に審判が鳴らす笛の目的は、
【時計を止めて ボールをデッドにする!】 と言えるのではないでしょうか?
実際に審判の合図でも 次のように記載されています。
1. ゲーム・クロックを止める
手を開いて上に上げる(笛を鳴らして)
2. ファウルでゲーム・クロックを止める
手を握って上に上げる(笛を鳴らして)
要するにね…
笛を鳴らしてファウルを確定させている訳ではないんです。
【ファウルが起こった】から【笛を鳴らして時計を止める】んです!
ここが重要だと 私的には考えています。
実際によく見る光景として…
ファウルを取り上げたと同時にブザーが鳴ったようなケースで
「残り1秒で再開ね!」 なんてのがありますよね~
これ…
人間がやっていることだから 多少のタイムラグが発生することを理解したうえでの対応だと思うんです。
そりゃそうですよね…
審判がファウルを確認する!
↓ ↓ ↓
審判が笛を鳴らす
↓ ↓ ↓
タイマーが笛の音を聞いてストップボタンを押す
↓ ↓ ↓
タイマーのブザーが鳴り 時計が止まる
ファウルが起こって時計が止まるまでに これだけの流れがあるのですから…
実際にファウルが起こってから 多少は時計が流れていることになります。
そんなスポーツであることを理解したうえで…
そんな時計の流れと 競技時間終了の合図が絡みあうようなケースに関しては 以下の様な条文が用意されているわけです。
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第8条 競技時間、同点と延長時限
8.8 ファウルが各ピリオド、各延長時限の終了とほとんど同時に起こったとき、
その罰則としてフリースローが含まれている場合は、そのフリースローはそのピリオド終了後ただちに行う。
8.9 第4ピリオドや各延長時限の終了の合図とほとんど同時にファウルが起こり、
その罰則によるフリースローの結果延長時限を行う場合は、競技時間の終了の合図が鳴ったあとで起こったファウルは
プレイのインタヴアル中に起こったものとしその罰則によるフリースローは次の延長時限を始める前に行う。
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この条文からわかることは…
【終了の合図】と【ファウルによって時計を止める笛】のどちらが先かを求めていない! ということです。
【終了の合図】と【ファウルが起こった】という事実関係がどうなのか? ということになると思います。
何故そういった表現になっているのかを考えた場合…
試合終了の合図は残り時間が『0秒』になった瞬間に機械的に鳴るものであり
ファウルが起こった時に鳴らす笛の音と、それに伴い時計を止める作業は人間が行うものであり
その誤差を理解しているからこそ 【ほとんど同時に】という表現が用いられているのだと思います。
もし 今回私が提供したお題のようなケースに出くわしたとしたら…
笛を鳴らしたあと 即座に
『ファウルが先!! 残り1秒!!』 と大きな声で皆に伝えてから しかるべき処置を行うと思います。
当然ですが これが絶対正しいとは思いません…
が
少なくとも 機械的に鳴る音と 人的に鳴らされる音の違いくらいは理解したうえで議論しないといけませんよね!