かなり前から TOPレベルの審判方の間では共有されていた資料ですが…
トラヴェリングの部分が整理されて この度 正式に我々末端にも その内容が示されました!
JBAプレイコーリング・ガイドライン(2018/02/01)
今回は そのトラヴェリングの部分にスポットを当てて 簡単に整理してみたいと思います。
以前【るーるのりかい…】というタイトルでトラヴェリングを題材としたエントリーをアップしましたが…
その中でも述べているように バスケットボールのルールは 最初の13条のルールを基本に進化しています。
その中に 以下のような条文がありました…
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第3条
プレーヤーはボールを保持したまま走ることはできない。
また、ボールをキャッチした地点からパスしなければならない。
かなりのスピードで走っている時にボールをキャッチした場合、もし、ストップしようと努力しているならば一、二歩程度は許されることもある。
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結構アバウトでしょ!(笑)
今回のルール改正は このアバウトさが再び蘇ったようなものだなと…
私的には そんな感想ですかね〜
【ボールをキャッチした地点からパスしなければならない】
パスにしろ ショットにしろ ドリブルにしろ 【その場】から行うのがバスケットの基本!
ただし…
【かなりのスピードで走っている時にボールをキャッチした場合、もし、ストップしようと努力しているならば一、二歩程度は許されることもある】
今の競技規則からすると 実に曖昧で笑ってしまうルールではありますが…(笑)
敢えて今回のルール改正を考えてみた場合 ストップしようとしているかどうかは別にして…
《動きながら、足がフロアについた状態で、ボールをコントロールした場合》
この考え方の本質って 昔の第3条をリスペクトしていると思いませんか?
だから 0ステップは許容しても 次の1ステップが同じ足! ってのは認めなかったのではないでしょうか?
私的に重要だったのはこの部分!!
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動きながら 右足が床についている時にボールキャッチ…
で ジャンプ…
んで 更に右足で着地して 左足でピヴォット…
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これが認められなかったことで このルールを素直に受け入れることが出来ました。
何故なら…
このステップは 明らかにディフェンスを出し抜くためのトリッキーなステップだから!
でも
0ステップ ⇒ 1ステップ で同じ足を認めないってことは 人間としての普通の足捌きの範疇だけを認めたってことだと 私的には思ってます。
《明らかに空中でボールをコントロールした場合》
これが今まで通りなのも当然!
だってね…
今回のルール変更が 動きながらボールコントロールを始めたプレイヤーの【微妙な床との関係】は大目に見るよ! ってことなのだから…
だから…
微妙な残り足はカウントしないよ!
でも 明らかな3歩を見逃すわけじゃないよ!!
しかも 相手を騙すような残り足は許しませんよ!!!
そんな変更なのかな? と私的には整理しています。
個人的には そんなに対応が難しい事だとは思っていませんけどね〜
((´∀`))
そんなイメージで JBAから示された表を眺めれば 素直に腑に落ちると思うのですが…
ま
0ステップ → 1ステップ の同じ足はアウト!
ここは皆の共通理解が必要な部分だと思います。