辛抱する…


仕事でも 普段の生活でもそうですが…
一般的に ミスをするのは 
疲れている時であったり 他の事に気を奪われている時であったり 注意散漫な時
といった受け止め方をされていると思います。
全てが間違いだとは思いませんし そういった事もあるとは思いますが…
元気モリモリで 集中して注意していれば 人はミスをしないのでしょうか?
プロのピアニストが ほとんど弾き間違いをしないのは 常に元気で 抜群の集中力を備え 細心の注意を払っているからでしょうか?
プロとしての域に達するには それ相当の苦労はしていると思いますが…
いちいち考えなくても ある程度正確にピアノを弾く事が出来るそうです!
フロイト精神分析の 「錯誤行為」を勉強された方なら詳しいのかもしれませんが…
「錯誤行為という不運の多くは、しくじりをしないようにと注意する時にこそ起こってくるのです。つまり、必要な注意力を絶対に他にそらしていない時にこそ起こるのです」
という事らしいです。
考えてみれば 呼吸・恋愛・仕事 なども 変に意識して その事に集中しすぎると 上手くいかないような気がします。
普段も ゆっくり呼吸しているはずなのに 「ハイ! ゆっくり呼吸して!」 なんて言われると 妙に不自然な呼吸になったり…
恋愛がしたい! なんて強く思っている人に限って 妙に臆病で 傷つくことを恐れているように見受けられます。
その事を 強く意識する事によって 「失敗してはいけない…」という心理が強く働き 悪い結果をもたらす事になってしまうようです。
要するに 不安が募り リラックスできずに その事を楽しめていない状況… という事でしょうか…
その深層心理は 【恐怖心】と【義務感】に支配されているのだと思います。
楽しい! ものであれば 恋愛も仕事も上手くいくはずでしすし…
体が 楽!になる という事が判っているから 呼吸は自然と行えるものだと思います。
これ…
バスケットの指導に関わる者として 何かのヒントが隠されていると思いませんか?
ミスしたら コーチに怒られる…  失敗してはいけない… ミスしてはいけない…
こんな風に思っている(思わせている)子供達がいたとしたら…
ミスした時に 「集中してないからだろ!」 ってのは間違った指摘という可能性があるという事です!
バスケットボールを楽しんで欲しい! なんて台詞は どの指導者と話しをしても みんなが口にする言葉です。
が…
現実には その子供の深層心理の中に
「楽しい」 をかき消してしまう程の 【恐怖心】 を植えつけているかもしれないし…
「やってみたい!」 という好奇心を抱かせない程の ~しなければいけない! という【義務感】 を植えつけているかもしれないのです!
確かに 指導者として 叱らなければならない局面はあると思います!
チームとしての決まり事や ルールを破った時!
ミスした後に頑張らなかった時! (他人に迷惑をかけたとき… って事かなぁ~)
要するに チームの一員として間違った行動をしたとき! という事になると思います。
この辺が難しい部分だと思うのですが…
バスケットのプレイが出来なかった事も 同じ様に怒っている指導者を見たり そういった指導をされている方の話を聞くと 
何か違う気がするなぁ~ と思ってしまいます!
教えたプレイが出来ないから怒る!
 ↓ ↓ ↓
そのうち出来る様になってきたら褒める!
 ↓ ↓ ↓
褒められて嬉しいから また教えられた事を頑張る!
 ↓ ↓ ↓
やっぱり最初は出来ないから怒られる… でも 出来る様になったら褒められるから頑張る!
 ↓ ↓ ↓
出来る様になったから褒められる!
結果的に出来る様になったんだからいいじゃないか!!
それを指導力というんだ!!
なんて反論も聞こえてきそうですが…(笑)
まぁ 指導者にとっては 自分の指導力も誇示できて 自分の目指すバスケットを体現してくれる選手なんですから 可愛くて仕方が無いかもしれません。
でも
こういった指導方法で 覚えの悪い子や 成長の遅い子は いつまでも怒られ続けるのでしょうか?
それとも 能力や成長力の差で 指導者側の基準を変えるのでしょうか?
そもそも 指導者が目指しているバスケットが全てなのでしょうか?
能力が劣っていても 成長が遅くても どんな子であっても チームの中で生きる場所はきっとあるはずです!
能力があり 覚えも良い一部の選手をチヤホヤするのではなく そういった子供にこそスポットを当てて
その成長スピードに合わせたチーム作りをする事のほうが 私的にはとても大事な事だと思います。
能力は劣るけど 一生懸命頑張る子が 一つのプレイをやり切った時とか…
試合で 見事なシュートを決めた時なんかは 本当にチームに一体感が生まれるものです。
能力やセンスのある子は いろんな事を覚えたがり もっと先に進みたがると思いますが…
そんな時こそ 仲間の事を思いやり 自分の欲望を抑えて【辛抱】する気持ちを育ませるのが 指導者の務めだと 私は思います!
叱らなければならない事と 指導しなければならない事を しっかりと整理する。
教えたことが出来ない時は 怒るのではなく 出来ない理由を教えてあげて 出来る様に指導する。
指導者も 【辛抱強く】ないと務まりませんよね~


2件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    自問自答しながら、何度も読み返しました。
    ミニの場合、当然ながら学年によって体力の差や言葉の理解度に違いがあります。
    教える技術は同じでも、接し方や話術には違いを持たせなくてはならないと思っています。
    もちろん、褒めるタイミングや叱る内容も異なります。
    その中で、何故イメージ通りに出来ないのかをきちんと分析し、指導の仕方や声の掛け方に足りないものを探せるような指導者になりたいと思います。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >ブザビタ!さん
    ミニバスの場合は 学年差があるので難しいとは思いますが…
    少なくとも 試合に出るメンバーを置き去りにする指導は 私的には どうなのかな?
    と思います。
    だって…
    それこそが 勝利を優先している事の証明になりますからね~
    チームとしての課題は チームとして乗り越えるからこそ そこに信頼や団結が生まれると思います。
    ここがごっちゃになると…
    本来個人の課題であり その克服スピードには差があって然るべきであるにも関わらず…
    誰かとの比較で 評価を下してしまったりします。
    チーム内の競争…
    という側面もありますが…
    チーム内での競争は 選手に順位付けをするためのものではなく
    チームの力になるために 仲間であるために 仲間の足を引っ張らないように頑張らせるために行うのが本質だと思います。
    (^-^)

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