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認められたい！
又は　誰かに頼りにされたい！
そういった事によって　自分と言う存在を認識してもらい　自己の欲求を満たしていく…
まぁ　マズローの欲求段階説で言えば　4段階目という事になるのでしょうか…
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第1段階: 生理的欲求
食欲、排泄欲、睡眠の欲求など「生きること（生命の活動）」と直結した欲求
第2段階: 安全・安定の欲求
危険や脅威、不安から逃れようとする欲求
第3段階: 所属・愛情欲求/社会的欲求
集団への帰属や愛情を求める欲求で「愛情と所属の欲求」あるいは「帰属の欲求」ともいわれる
第4段階: 自我・尊厳の欲求
他人から尊敬されたいとか、人の注目を得たいという欲求で尊厳の欲求ともいわれる。名声や地位を求める出世欲もこの欲求の一つ
第5段階: 自己実現の欲求
各人が自分の世界観や人生観に基づいて自分の信じる目標に向かって自分を高めていこうとする欲求のことで、潜在的な自分の可能性の探求や自己啓発、創造性へのチャレンジなどを含む。
人間は第１段階の生存の欲求が満たされると、より高次元の段階の欲求（第2～第4）を求めるようになり、最終的には第5段階の自己実現の欲求を求めるようになるとしている。
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でも
時々思うんです…
自我・尊厳の欲求　であるにも関わらず　それを　「誰かのため」という言葉に置き換えている人が多いんじゃないか？　と…
日頃から　とても違和感を感じる言葉に　次のような表現があります！
「〇〇に勇気を与える！」　とか
「〇〇を強くしてやる！」　とか
最近で言えば…
「僕の（私の）　プレイをみてもらって（歌を聴いてもらって）　被災地の皆さんに勇気を与えたい！」
ってフレーズでしょうか…　　　(￣へ￣|||) ｳｰﾑ
そんな事　人間には出来ないと思いませんか？
だって…
【勇気】とか【強さ】って　自分の中に存在するものであって　決して　分け与える事が出来るものじゃないと思うからです。
よく　「誰々に　勇気を貰った！」　とか　「誰々に　強くして貰った！」　という話を聞きますが
それは　分け与えて貰ったものなんかではなくて
その人が　もともと持っているけど　忘れていたもの…
又は　身に付けようとしなかったもの…
そのことに　気付いた瞬間　だと思うんです。
だから…
誰かに勇気を与えよう！　とか　誰かを強くしてやろう！　なんてのは　自惚れでしかないと　私は思います。
指導者という立場で言えば…
アイツを一人前にしてやろう！　とか　チームを強くしてやろう！　なんてのは　明らかに　指導者の自惚れであり
ましてや　それを　「選手の（チームの）為！」なんて言うのは　明らかに　自分の欲求（名声や地位を求めるもの）を　誤魔化すためのものですよね～
私達に出来ること…
それは…
【きっかけ】を与える事だと思います。
料理と同じで　そもそも素材が無ければ　料理なんて作れない訳で、一流の料理人は　その素材の良さを引き出すことで　美味しい物を作るんです。
指導者なんて　選手が居なければ　何の役にもたちません。（笑）
だからこそ　今　指導者としての立場にいられる事に　【感謝】しなければなりません！
その上で　選手達に　上達の　【きっかけ】　を与えること…
チームが強くなるための　【きっかけ】　を与えること…
審判をしていても　ファウルを取り上げる事！　を目的とせずに…
ルールの中で　正しくプレイできるための　【きっかけ】　を与えること…
人間が　他人に対して出来る事なんて　そんなもんじゃないでしょうか？
自分は　自分として　あるがままの姿で選手達と接し…　
その上で　選手を　あるいはチームを　自分の意図する　良い選手・良いチームに　「作り上げる」　のではなく…
選手や　集団としてのチーム力の　素材の良さを　「引き出す　又は　醸しだす」…
そんな風に　選手達と関われたらいいな～　と思っています。　(^^♪
んな訳で…
冒頭のフレーズは…
「僕の（私の）　プレイをみてもらって（歌を聴いてもらって）　被災地の皆さんが　元気になれたり　勇気を取り戻す　【きっかけ】になってくれたら　こんなに嬉しい事はありません」
こうであって欲しいな～　　
と思う　師匠！なのでありました。

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