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【貴方は完成された人間ですか？】
私はそれなりに勉強してきて、それなりにスポーツに取り組み、それなりの学校を卒業し、それなりの人生経験も積んで、それなりの知識も身についた。
だから、それなりに自己主張が出来るし、それなりに他人を思いやる事が出来るし、それなりに社会を見つめている。
自分が全て正しいとは思わないが…
そんなに間違ってもいないと思う！
このように考えることはありませんか？
人間は　みな考え方が同じではありませんし、当然生き方も違います。
それぞれ生まれた環境・育ってきた環境・DNAが違うのですから　当然といえば当然なことです。
そして、その考え方・生き方をベースとして　自分の行動を選択して生きているのです。
己の行動を正当化し、安定を求め、自分にとって都合のよい解釈をし、楽に生きていこうとする能力が　人間にはあるのだと思います。
だから、人間は　ある問題に直面したとき　自分は変わろうとせずに、先ずは他人を変えてやろうと考えてしまうのです。
端的に言えば、今まで自分自身で構築してきた状況や環境を乱したくないし、乱されたくない！　
という心理が働くのだと思います。
しかし、他人を変えるというのは、非常に難しいものです。
誰だって　自分は可愛いですし…
ましてや　他人によって自分の世界を変えられようとすれば　尚のこと抵抗するのは　当然ですよね～
でも、人生を充実したものにする為のヒントが　ここにあるとあると思いませんか？
ある問題に直面したとき、
それを自責的に捉えるか？　他責的に捉えるか？　無責的に捉えるか？
その対応によって　人間としての成長も変わってくると　私は思います。
自責的とは…その問題の原因を自分に向けること
他責的とは…その問題の原因を他人や環境に向けること
無責的とは…その問題の原因を有耶無耶にし、正面から向き合わないこと
皆さんは　ご自分の事を　どのタイプだと思っていますか？
例えば　自分の事や　チームの事…　何かのテーマに対して　目標を定めたとします。
しかし、その目的を達成する為に　今の自分を捨て、新たな道を進む覚悟が出来ているのでしょうか？
人間が成長するためには　今の状況や環境に変化を与えることこそが　最初の一歩なのでは？　と私は常々考えています。
自分自身で変化を求めることが出来る人は、常に新しい自分に挑戦する人でしょう！
その変化を求める勇気こそが　人間力を高める事へと繋がっていくような気がします。
変化を求める勇気！　
確かに大変なことでしょう。　
だって何も変えようとしなければ　今の生活は維持できるのですから…
それに満足できる人は　それでもいいのかもしれませんし、それを否定する事は出来ません。
しかし、そういった人間は　やがて同じ種類の人間同士で群れを成し　自分の生活や環境への不満や愚痴をこぼしあうのです。
お互いが慰めあうことで　信頼関係を築き上げている…　と錯覚するのです。
その先に　人間としての成長はあるのでしょうか？
もう一度自分自身に問うてみてください。
【貴方はは完成された人間ですか？】
そして、考えてみて下さい。
【貴方はは変化を望みますか？】
そして、その答えは自分自身で導くしかないのです。
自分自身が変わろうとしたとき、初めて違う景色が見えるのです。
いや…
景色が変わったのではなく　今まで見えなかった景色が見えてくる…
といった方が適切かもしれません。
何事も　先ずは自分からですよね！　(^_-)-☆

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