4原則…


審判の動きの4原則
1、ボクシング・イン
10人のプレイヤーを常に2人の審判の視野に入れておくこと。第1ピリオド以外のピリオド(各延長時限を含む)を開始するスロー・インの時は、必ず両審判が対格線に位置を占める事になるが、“ボクシング・イン”とは、必ず両審判が対角線上に位置を占めなくてもよい。
2、オールウェイズ・ムービング
良い角度や視野を得てプレイを判定するためには、各審判はプレイやボールの動きに対応して絶えず良い角度や視野を求めて動き続けて位置を変えていかなければならない。
3、スペース・ウォッチング
攻撃側・防御側との間のスペースを見極めること。体の触れ合いの有無を判断するためには“スペース・ウォッチング”は非常に重要である。
4、ペネトレイト
ショット・ドリブル・パスによってボールがフリースロー・ラインの延長線上よりもバスケットに近付いた時、トレイル・オフィシャルもプレイに応じてエンド・ラインやバスケットに向かって踏み込んでそのプレイを見るようにする事。
同時に、リード・オフィシャルもプレイに応じてドライヴに対しての攻撃側・防御側のプレイヤーの体の触れ合いやヴァイオレイションを判定するためにはエンド・ラインに沿った動きをしてプレイを見極めなければならない。

こんな事は知ってるよ!  今更何を? と言われるかもしれませんが…(汗)
先日の記事の 「ボール中心」 というテーマに関する話なので 御勘弁を!


今日は 3番の スペース・ウォッチング に関して 自分が思っている事を書いてみますね~
私も 駆け出しの頃は このアドバイスを 何度も聞かされました!
==========
体の触れ合いの有無を確認するために 攻撃側の選手と 防御側の選手のスペースを見に行きなさい!!
==========
このアドバイスを素直に聞いたら…
ボール中心の視野を持ってしまうのは ある意味 普通だと思いませんか?(笑)
一生懸命 スペースを見極めるために 動いて 動いて 動きまくって
で 
挙句の果てに
「ボール中心だね! もっと オフボールの攻防も見なきゃ!」 と言われてしまいます…
んでも
オフボールの攻防 と言われてもね…
どこが危険なの?
どの角度で見ればいいの?
どこまでの攻防なら許されるの?
なんて疑問に対して 誰も明確にアドバイスをくれなくて…
「あそこの イリーガルスクリーンは ●●さんが見ていないといけませんよね!」 とか
「あの フラッシュに対する体の寄せ方は ちょっと悪いよね~」 とか
そんなアドバイスを 試合後に頂くのですが…
そのプレイが どんな時に起こり どんな視野の持ち方をしていれば捉える事が出来るのか?
という部分は あまり教えてもらった記憶がありません!

ここからは 私的な感覚なので 皆さんの参考になるかどうかは分からないのですが…
私は 以下のように考えて プレイの流れを見極めるようにしています。
==========
バスケットボールというスポーツは 「陣取り合戦」的な側面がある!
「パスしたら動け!」 という話は良く聞くが、それは何故か? 
それは…
コート上に10人のプレイヤーがひしめき合ってる中では オフェンスは その「フロアのバランスを崩さないと チャンスが生まれにくい…
という原則があるからだ!
逆に言えば、人が居なくなったスペースにチャンスが潜んでいる! という事だ。
パスランを主体とするチームであれば 人が動いた後に出来たスペースを 見逃さずに 素早く飛び込んでくれば オフェンスのチャンスになるし
その危険を素早く察知して オフェンスが飛び込んでくるであろうコースに 素早く体を入れたら それはナイスディフェンスの第一歩になる!
スクリーンを主体とするチームであれば スクリーンをセットした背中側(壁の後ろ側)に 有効なスペースがあれば それはオフェンスのチャンスになるし
その危険を素早く察知して スクリーナーとの角度を変えることによって セットされた壁を無駄なものにしてしまえば それはナイスディフェンスの第一歩になる!
要するに…
ボールマンの攻防が目の前であれば 当然そこを捉える事が必要ではあるが…
それ以外の オフェンス【4人】 は 空いたスペースに飛び込む!  又は 空いたスペースに開く!
という動きを繰り返しているのであり
それに対応する ディフェンス【4人】は その空いたスペースを有効に使わせない為に 身体・手・足を駆使しながら 一生懸命対応している
という事なんだと思う!
ボールマンの1対1であっても リングに向かうコースにスペースが無ければ オフェンスだって仕掛ける事はしないはずである。
って事は…
両チームのスタイルや特徴を しっかりと認識した上で
審判として フロアバランスの崩れから生じるスペースを 素早く察知し
そこに飛び込んでくる(又は 開いてくる)オフェンスはいるのか?
それに対して ディフェンスは どう対応しているのか?
それらを見極めることが出来れば…
一つ一つのプレイの始まりから終わりまでを しっかりと捉える事が出来るはず!
その流れを捉えているからこそ その際に起こる接触の責任がどちらにあるか? を正確に判断する事が出来る!
よーし!
選手より先に チャンスが生まれるであろう 【スペース】 を見つけるぞ!
(^^♪
==========
私的には これも 【スペース・ウォッチング】 の一つだと思っています!
決して ボールを持っているプレイヤーと そのディフェンスの間を見極める事だけが スペース・ウォッチングでは無い!
というのが 私なりの審判哲学です。(笑)

あくまで 自分の感覚的な事なので 文章では この辺が限界です…
これ以上の話は お酒の席で!
(^_-)-☆


16件のコメント

  1. SECRET: 0
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    自分はボールを持ったプレイヤーとそのディフェンスの間(スペース)が見える位置を探し、動くことに必死で…
    次のプレイの予測というのが難しくて無駄に動いてはくたくたに、汗だくになるのですが(笑)師匠さんの記事、勉強になります!!早く試してみたくなりました♪

  2. SECRET: 0
    PASS:
    私は、師匠さんがおっしゃった「バスケットボールという物語を読み取る」
    というフレーズが耳に残っています…

  3. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは
    この間の研修会でも空いたスペースの話がありました。
    人の居ないところに先に入ったものに占有する権利がある。
    体の触れ合いの原因があった場合の責任について、触れ合いがある前からとらえておく必要があるなど、ほぼ同様なことを教えて頂き、復習させていただきました。
    研修や、師匠の記事によってもっと勉強させて頂き、実践できればと思っています。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    改めて、記事にしていただくと
    再確認できて、私は有り難いです(*^▽^*)
    次のプレーを予測し、審判はある意味11人目12人目のバスケットプレイヤーですね。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    >おおあさん
    ボールのある所を直視しないで 視野の中で漠然と捉えながら、
    勇気を持って 次のスペースを探して見てください。
    きっと 新たな世界が見つかると思いますよ!
    (*´∀`)b

  6. SECRET: 0
    PASS:
    >hachizoさん
    大事な事だと思います!
    一つ一つのプレイを 点で捉えるのではなく 線で捉える!
    選手の意図を感じ取る!
    一連の流れを把握していなければ 物語は読み取れませんよね~
    難しい事ではありますが…
    (^^;)
    お互いに頑張りましょうね!
    (^^)v

  7. SECRET: 0
    PASS:
    >トロポロンさん
    ネタが被りましたね~(笑)
    でも 本当に大切な事だと思います。
    ただ…
    言葉だけだと伝わらない部分があるので 本当は身振り手振りを交えながら 話をしたいんですよね…
    また
    言葉だけで理解して 判った風に話す輩が多いのも 嘆かわしい事ではあります。

    お互いに頑張っていきましょう!
    (o´▽`o)

  8. SECRET: 0
    PASS:
    >ききさん
    ありがとうございます。
    m(__)m
    私の場合…
    選手よりも試合を楽しんでいるのかもしれません!(笑)
    プレイヤーと共に まだまだ頑張りますよ~
    ヾ(o´∀`o)ノ

  9. SECRET: 0
    PASS:
    どうしても文章では
    伝えるには限界がありますよね(^^;;
    一所懸命になりすぎて…
    2対2が見れない
    ボール中心の中堅です
    ((((;゚Д゚)))))))

  10. SECRET: 0
    PASS:
    わたし…
    この記事の通りの過程を経て、同じ様な結論に行きつきました(笑)
    私は、プレーヤーでなかったので、まずマニュアルの文章を素直に読み取り、実践してみました。
    おっしゃる通り「ボール中心」でした。
    …んでもって、どうしても「後追い」の動きになって、しんどい(笑)
    でも「経験」を積むにつれて、視野も見方も変わってきて(予測して動く)、改めてマニュアルを読むと…
    「4原則」の解釈が解ってきました。
    これって「言葉や文章」では、伝えるのは難しいですね。
    O・J・T(オン・ジョブ・トレーニング)でもしてもらえればいいんですが…
    自分は、指導していただいた「監督」の背後について、「シャドー審判(笑)」で大体の動きを学んだので、随分勉強になりました。
    毎回、勉強になる記事
    ありがとうございますm(__)m

  11. SECRET: 0
    PASS:
    >中堅コーチさん
    お酒で喉を潤し…
    身振り手振りを交えると…
    かなり伝わると思います!(笑)

  12. SECRET: 0
    PASS:
    >一笑懸命さん
    私と同じ道を歩んでいるんですね~(笑)
    って事は…
    今年中には 日本公認取得ですね! (^^♪
    私も バスケット未経験ですが、審判を始めて3年目で日本公認を頂きました。
    楽しみですね~
    (^^)v

  13. SECRET: 0
    PASS:
    勉強になります。
    「ボール中心!」
    前回の記事と今回の記事 今、まさしく自分が毎試合の反省会で注意され、嫌な思いをしている事です。(下手ですから 笑 )
    いつも、なぜ?の?ちゃんが頭を横切っていました。
    一生懸命にスペースを見に行っているの・・・(>_<)
    と思いつつ・・・
    また今日も師匠!さまの記事を読んで一つの光が見えました。
    早速実戦したいです。
    ありがとうございました。

  14. SECRET: 0
    PASS:
    >梅吉さん
    何かのヒントになれば 私も嬉しいです!
    実戦の中から 自分なりのコツや 自分なりの捉え方を見つけてくださいね!

    いつかは 山大合宿に遊びに来てくださいね~
    (^_−)−☆

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