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記事がありました。
【桜宮高校の生徒が、自分たちで記者会見を仕掛けた理由】
全てに賛同出来るわけではありませんが…
先日の　【呆れるというか…】　という記事でも述べたように、
もう少し　ちゃんとした大人が　周りにいないのだろうか？　　と残念でなりません。
桜宮応援団（仮称）なるものが結成されたとの記事もありましたよね…
学校を再生させようとする純粋な気持ちからの行動であれば　それは良い事だと思います。
しかし、その主張の中には
「橋下市長が生徒や保護者も体罰の共犯者、加害者であるような言葉の暴力をふるっており、桜宮高校の生徒が不当なバッシングを受けたり、自転車を壊されたりという二次被害が出ている。」
というものがありました。
このような行為自体は許されるものではなく　そういったケアは十分に考えて欲しいものです。
しかし…
このような行為が　「生徒や保護者も体罰の共犯者、加害者であるような言葉の暴力」　に対してのバッシングだと考える思考回路が　私には理解できません。
確かに　今回の騒動に便乗した愉快犯的な人間もいるでしょうが…
その多くは　今回のような　自殺者が出るという悲しい事態が起こったにも関わらず　
「新人戦に出ても良いか？」　とか
「子供達から部活を奪わないで！」　とか
今　一番悲しみにくれているであろう　被害者遺族の神経を逆なでするような発言であったり
Twitter等で露見した　不用意な発言や　飲酒や喫煙などの行為に対してであり
決して　体育科の入試を中止した事や　その件に関する橋下市長の発言を受けて　こういった不当な行為を行なっている訳ではないと思います！
そんな事も判っていないのか…　　
判ってはいるけど　目をそむけ　ただ単に橋下バッシングをしたいだけなのか…
その真意は判りかねますが…
少なくとも　この時期に　「早く部活を再開させてあげて欲しい！」　という発言を　
メディアに向かって投げかける保護者や卒業生・関係者は　もう少し考えてもらいたい…
確かに　体育科の生徒にとっては　部活を頑張るために桜宮高校に入ったようなものだし
その部活が出来ない事は　辛い事かもしれません。
今後の学校のありかたを考える時期…　　
なんて言われても　テーマが大きすぎて　何をどうしたらいいのか分からないかもしれません。
今まで　普通にやってきた部活が　いまや　その存続や活動までもが　どうなるか判らない状況に　不安な気持ちを抱く事だって　理解できます。
でも…
まだ　部活云々を話すべき時ではないと　私は思います。
だって
少年が亡くなってから　まだ４９日も終わっていない！　のだから…
スポーツを通して　人間形成を育んでいるからこそ　他人との関わりかたを　真剣に考えてもらいたい。
多くの人に支えられながら　スポーツ（部活）という環境で生かされているのだから
こんな時こそ　自分の辛さ・苦しみだけで　全てを判断しないでもらいたい。
そして
そういった事を　周りの大人達が教えてあげて欲しい！
心から　そう願ってやみません…

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