審判の悩み事

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No8415 の記事


■8415 / )  Re[3]: 終了間際の処置
□投稿者/ H野 一般人(1回)-(2022/07/28(Thu) 14:16:27) [ID:ml2qHaUM]
    No8414に返信(Aさんの記事)
    > ■No8412に返信(NBJさんの記事)
    >>■No8411に返信(IKG51さんの記事)
    > >>先日の試合でのこと、クォーター残り僅か、
    > >>最後の1プレーで、A1がドライブ
    > >>レイアップで1ステップした時に、
    > >>B1と接触(ブロッキング)で笛を鳴らしたと同時に
    > >>クォーター終了のブザーが鳴る
    > >>シュート→ゴール。
    > >>
    > >>この時一連の動作には入っていたが、ブザーが先に鳴ったので
    > >>ノーカウント、チームファールが5個目だったので、フリースローと処置をしました。
    > >>ベンチからは一連の動作中だからカウントワンスローでは?
    > >>と言われましたが、シュートがブザーより後ですから、
    > >>ツースローですよ。って言いましたが、合ってますよね?
    > >>
    > >>
    >>
    >>
    >>NBJと申します。 よろしくお願いします。
    >>
    >>
    >>
    >>競技規則 10-4 を抜粋して説明させていただきます。
    >>
    >>ボールをコントロールしているチームのプレーヤーのショットの動作(AOS)中に、
    >>
    >>相手チームのプレーヤーにファウルが宣せられた場合、その後シューターがひと続き
    >>
    >>の動作でショットを完了する。
    >>
    >>
    >>この場合はショットが成功したら得点が認められることになっています。
    >>
    >>
    >>
    >>ただ、例外としてもう一文章が追加であり
    >>
    >>
    >>次の場合はこの条項は当てはまらず、得点も認められない:
    >>
    >>プレーヤーのひと続きのショットの動作(AOS)中に、クォーターやオーバータイム
    >>
    >>終了のゲームクロックのブザーあるいはショットクロックのブザーが鳴った場合。
    >>
    >>
    >>
    >>ですので、ご質問のケースでは
    >>
    >>
    >>【 ファウルの笛を鳴らしたと同時にクォーター終了のブザーが鳴る  シュート → ゴール 】
    >>
    >>
    >>ということで、AOS中に終了のブザーが鳴ったケースに該当すると思われます。
    >>
    >>
    >>
    >>それに加えて
    >>
    >>
    >>競技規則 32-2-2 を抜粋させていただきます。
    >>
    >>ファウルが起きたその直後あるいはほとんど同時に、各クォーターや各オーバータイムの
    >>
    >>競技時間の終了のブザーまたはショットクロックのブザーが鳴ったときに、ボールがまだ
    >>
    >>ショットの動作(AOS)中のプレーヤーの手の中にあり、その後ショットが成功しても、
    >>
    >>得点は認められず2本または3本のフリースローが与えられる。
    >>
    >>
    >>この2種類の競技規則の条文でご質問の回答に
    >>
    >>なっているのでは ・・・・・ と思われますが ・・・
    >>
    >>
    >>いかがでしょう?(笑)
    >>
    >>
    >>チームファウルが5個でも2個目でも ・・・・・ (笑)
    >>
    >>
    >>
    >>
    >>
    こんにちは
    H野です.

    横から口を挟む形になり,差し出がましいのですが,お許しください.

    現時点での競技規則の解釈では,NBJさんのおっしゃることで正しいと言えます


    ただ,具体例を考えますと,もはやこの条文は矛盾を抱えております.
    というのは,前回のルール変更で,
    残り時間「0.0」でのフリースローは行われないことになっています.
    ということは,以前のようにフリースローだけ行って終わりということはありえず,ゲーム・クロックを最低でも「0.1」にもどしてフリースローを行うか,クォーターが終了したとみなしてファウルをなかったものとしてフリースローを行わなかということになります.

    つまり,10−4の例外と32−2−2を適用する場面はすでになくなっているということになります.

    ということで,
    最初の方のご質問の答えとしましては,

    ファウルがゲーム・クロックの合図よりも前であった場合(前であると判断した場合)は,
    「ショットの得点を認め,ゲーム・クロックを適切な時間に戻して(最低で0.1秒)カウント・ワン・ショットをしてゲームをつづける」

    あるいは
    ファウルがゲーム・クロックの合図よりも後であった場合(前であると判断した場合)は,
    「ファウルはなかったものとする(もちろんUF,TF,DFの場合はインタヴァル中に起こったものとします).したがって,手からまだボールが離れていないはずなので,得点は認めない」

    ということになります.

    ちなみに,FIBAもこの矛盾に気が付いたらしく,
    10月1日より施行されるルールの変更において,10−4の条文が変更され,32−2−2が削除されております.
    よろしければ,FIBAのサイトよりダウンロードできますので,ご参照ください.

    ただ,この10月1日からの変更が日本国内にいつから施行されるのかは不明です.

    重ねて申しますが,
    横から口をはさみ,申し訳ありません.










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