関わり方…


ある方の…
ってか もじゃもじゃコーチさんの記事 「褒めて伸ばす? 叱って伸ばす?」 を読みました。
内容的に 共感を覚えたと同時に 自分なりに考えている事を 書いてみたいと思います。
「怒る」と「叱る」は違う!
「怒る」は 自分の感情をぶつけるもので…
「叱る」は 相手に成長や改善のための ヒントや気付きを与えるもの…

一般的には こんな解釈になるかと思います。
それを実践されているかどうかは置いといて…(苦笑)
これについては どの指導者であっても理解していると思うんです。
でも
間違っている事(または 間違えそうな事)に対し それを正しい方向に導くために 
何が良くないのか? を気付かせる または 気付いてもらうためのヒントを与えるために 【叱る】
要するに 気付いてもらえない または 何かを感じていないのだとしたら それは 【叱る】 では無いと思います!
私的には ここは重要なポイントだと思っています。
自分としては 叱っているつもりでも 相手にとっては 怒られているとしか思えない!
こうなると最悪ですよね…  (;一_一)
自分の行動や言動が 怒っている! のか…  叱っている! のか…
これは 常に自分自身に問いかけながら 学生達と向き合っているつもりなんですよね~
で 次の段階なんですが… 
「叱るだけじゃダメで 褒めてあげることも大事」 ってのは良く聞く話ですよね~
でも 
指導者として 教える または ヒントや気付きを与える! ってのは 叱る 褒める 以外にも沢山の関わり方があると思います。
いろんな考え方があると思いますし 何が正解なのか? についての議論をするつもりはありませんが…
私的には 関わり方にも いろんな形があると考えています!
その 関わり方が ハードなものからソフトなものまでを 書き出してみます。
最も強権的な関わり方は やはり 【体罰】 という暴力的な関わり方でしょうね~
(現実に高校女子バスケの強豪校でも かなり衝撃的な場面は 数多く見てきました…苦笑)
賛否両論あるでしょうが…
「正しい方向に導くため!」 という理由はあるので 指導方法の一つである事は間違いないと思います。
次は 【脅迫】 になるでしょうか…
「やらなかったら 〇〇させるぞ!」 とか 「それじゃぁ 試合では使えないな!」 なんてところですかね~
ほぼ横並びで 【強制】
【脅迫】とセットで 何かをやらせる!  または 【体罰】をちらつかせながら 【強制】的にやらせる!
って関わり方!
もう少し柔らかくなってきたところに 【叱る】 があると思います。
少し意味合いが変わりますが…
【叱る】とのセットで 【批判】 というのもあるかもしれません!
ま 奮起を促す! って目的で 批判的な事を言いながら 選手と関わる方法です。
次は 【指示】 になりますかね~
【指示】した事を きっちりとやっていれば 上のような関わり方は 必要がないでしょうね!(笑)
だんだんソフトになってきました。
お次は 【見本をみせる】 です。
バリバリの経験者や 現役プレイヤーなんかは これが出来るから 羨ましい関わり方です!
(ノд・。) グスン
となると…
次は当然 【一緒に行なう】 になりますよね~
もうね…
絶対無理!   審判はやるけど プレイは無理!!
仕事に影響が出ますから…(汗)
その次が 【見守る】
そして最後が 【待つ】 になると思います。
【待つ】といっても 何もしない訳ではなく…
教わる側が 成長するであろうタイミングを しっかりと見極める という意味です!
並べてみますね!
【体罰】
  ↓
【脅迫】【強制】
  ↓
【叱る】【批判】
  ↓
【指示】
  ↓
【見本をみせる】
  ↓
【一緒に行なう】
  ↓
【見守る】
  ↓
【待つ】

私的に抱いている関わり方の並び(?)は こんな感じです。

【指示】 と 【見本をみせる】 の間を 少し空けてみました!
境目から上は 《相手を支配して コントロールしてやろう!》 という意図が 色濃く出ている感じであり
上に行くほど それが強権的になっていると思います。
逆に 境目から下は 《相手を尊重し 主体性をより多く引き出したい!》 といった感じであり
下に行くほど その度合いが増していると思います。
どれがいい! という事ではなく… 
指導者としては 【教える】という目的を果たすために いろんな関わり方がある! と思っているんです。
んでね… (長くてすみません…)
【褒める】 についてなんですが…
相手をコントロールしてやろう! という意図で 褒める事もあるでしょうし…
相手の主体性をひきだしてやろう! という意図で 褒める事もあるでしょう…
どちらにしても…
タイミングさえ間違えなければ 絶大な効果をもたらすのが 【褒める】 という行為なのではないでしょうか?
だって 褒められて 悪い気になる人間なんて あまりいないでしょうから! (^^♪
いろんな関わり方を述べてきましたが、まだまだ他にもあると思います。
人間には いろんな性格の人がいて その中で いろんな感情や体調で 物事の捉え方が 刻一刻と変化すると思います。
そんな中で 指導者として 「おれの指導方法はこうだ!」 と頑なに自分の信じる指導方法だけを堅持するのが正しい事だとは 私には思えません!
時には 【体罰】が必要な時があるかもしれません…
時には 【見守る】事が必要な時があるかもしれません…
十人十色で しかも 感情をもっている選手(子供達)を指導するのですから 
やはり 様々な状況に対しての指導方法(関わり方)を 多くの引き出しから 的確なものが選べる 味のある指導者になりたい! 
と私は思っています。

簡単なものじゃないですけどね…
(´Д`) =3 ハゥー
 


6件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    自分がブログで表現しきれなかった部分

    この話から想像しえなかった部分と
    やっぱり伝えることの難しさ
    自分はまだまだ言葉や文章の表現力を
    勉強しないとダメですね(^。^;)
    楽しくそして勉強になりましたm(_ _)m

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >もじゃもじゃコーチさん
    いえいえ…
    もじゃさんの記事を読んで 改めて自分の考えを 整理する事が出来ました。
    有難う御座いました。
    <m(__)m>

  3. SECRET: 0
    PASS:
    すごい
    率直に感じたことは、どんだけ分厚い人なんだろー(言葉知らなくて  奥が深い、人間がでかい  そんな意味を含めて感じた表現のつもりです)
    もっともっと記事を読ませて頂いて、自分を成長させていと思います。

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